ドンパッチ [ボーボボ]

プロフィール

年齢：不詳（2024年に還暦）／身長：2mm〜17m（アニメでは約50cm）／体重：0.4g〜140t（アニメでは200g）
血液型：P型（読切ではハジケ型）／誕生日：13月0日（原作）・6月20日（アニメ）
趣味：ハジケ／特技：ハジケ／好きなもの：コーラ／嫌いなもの：爪が飛び散るタイプの爪切り
CV：小野坂昌也（アニメ）／山口勝平（ゲーム）／舞台：稲荷卓央

概要

ハジケ組の首領にして“キング・オブ・ハジケリスト”。 太陽か金平糖のような姿の謎の生物で、破天荒やコパッチ軍団からは「おやびん」と呼ばれる。
常にハジケ最前線を突き進み、あらゆる理性・秩序・重力を無視する自由人。
ボーボボとは漫才のような掛け合いを繰り返し、作品のギャグ軸を担う存在である。
一方で本気を出せばボーボボと互角に渡り合うほどの戦闘力を誇る。

性格と関係性

・極度の目立ちたがり屋。ボーボボとビュティの活躍に嫉妬し、毎回主役を奪おうと暴走。
・ビュティには暴力的なツッコミを入れるが、基本的に手加減はしている（愛情表現の一種）。
・ボーボボとは漫才的な絆で結ばれ、相棒であり宿命の戦友。
・破天荒を筆頭に部下たちからの信頼も厚い“ハジケ界のカリスマ”。

能力と戦闘スタイル

特定の真拳を使わず、ハジケそのものを武器とする純粋な即興戦闘タイプ。 敵味方を問わずノリに乗る、感覚優先のバトル狂。

・潜在能力は極めて高く、ボーボボと対等に戦える数少ない存在。
・修行次第では最強格だが、真面目に戦うよりハジケた方が強いという矛盾を抱える。
・戦闘力の振れ幅は作中屈指で、超強敵を瞬殺することもあれば秒で負けることも。

変身形態

・怒んパッチ： 過去の怒りで覚醒する無敵形態。全身が金色に輝き、超サイヤ人のようなオーラをまとう。 ・パチ美： ヤッ君人形を彼氏とする際の女装形態。ビュティ曰く「歪んだ愛情表現」。 ・怒パチMAX： ヤッ君を傷つけられると激昂し、敵味方問わず吹き飛ばす暴走状態。

特徴と能力

・トゲトゲの体は取り外し可能で、刺した相手を自分と同じ思考に染める「ハジケ感染能力」持ち。
・毛が生えていないため毛狩り真拳の効果を完全無効化。
・大きさ・質量を自由自在に変化でき、2mmから17m（時に140t）まで変形。
・「アルプス山脈の純粋な水に棲む妖精（自称）」。

象徴的アイテム

・ヤッ君： 首領パッチが恋人扱いしている人形。 　傷つけられると激怒し戦闘力が跳ね上がるが、勢い余って自分で壊すこともしばしば。
　パチ美状態ではヤッ君を“二人目の彼氏”と公言している。

名シーン・発言

> 「ボーボボ＝オレであり、オレ＝鼻毛真拳だろーが!!!」
> 「オレは首領パッチだーーーーーーー!!!!」
この狂気的自己定義こそ、ハジケ哲学の頂点。

デザインと変遷

・初期は鋭いトゲが多く、攻撃的な印象。連載が進むにつれ丸みが増し、マスコット化。
・アニメ・ゲーム・舞台いずれでも人気が高く、最終回のラストコマを飾る唯一のキャラ。

総評

首領パッチは「自由」「狂気」「友情」「ギャグ」を同時に象徴する存在。
彼のハジケは暴走であり哲学であり、ボーボボ世界の原動力そのもの。
最終回まで作者に愛され続けた真の主役といえる。

ユーザーの声

> 「ギャグ漫画史上、最も意味不明で最も愛おしい生物」
> 「怒んパッチの登場シーンだけで腹筋崩壊」
> 「ラストコマに相応しいのはやっぱりこの男」

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