ツル・ツルリーナ3世（ラスボス） [ボーボボ]

概要

CV：置鮎龍太郎
誕生日：7月12日／血液型：O型／出身地：さいたま市
好きな占い：どうぶつ占い／趣味：切手集め／特技：ひよこの選別
初登場：『ボボボーボ・ボーボボ』本編終盤（マルハーゲ帝国編）

マルハーゲ帝国3代目皇帝。100年前に帝国を4日で大国に変えた伝説的支配者で、シリーズ屈指のラスボス。冷酷・傲慢でありながらも支配者としての統率力を備える。

人物像・性格

自らを「至高の存在」と信じる選民思想の権化で、人間を「ゴミ」と呼んで見下す。
ただし有能な者は毛狩り隊員であっても評価し、実力主義で登用する合理的側面も持つ。
敗者は切り捨てる一方で、後継を残すなど支配者としての冷静な管理を徹底。
趣味の切手集めやブルースを側近に迎えるなど、妙に人間臭い一面もある。

戦闘能力と真拳

ツルリーナ3世は異例の二系統真拳使い。
・真紅の手品（レッド・マジック）真拳：肉体破壊に特化した手品攻撃。
・青藍の手品（ブルー・マジック）真拳：精神を破壊する幻術系。
通常一人一系統だが、両方を操るほどの異能者である。

主な技・奥義

— 黒箱の魔術：箱に潜り込み転移。真説で名称確定。
— トランプ・オーディエンス：トランプを兵士化し祝宴演出。
— 布の魔術：相手を幻想青魔界へ転送する一撃必殺技。
— 聖剣の超魔術（ソードの－）：地面から剣群を噴出させる超奥義。
— 青手（クラッシュハンド）：理性を吸収し、精神を崩壊させる。
— 聖マルハーゲ領域（ツルリーナワールド）：宇宙規模の支配空間を展開。
— 無重力イリュージョン：鉄球を自在に操る重力無視の大技。

容姿と真の姿

赤髪と赤コートの人間姿は封印状態での仮の姿。
毛の人間により真の力を封じられていたが、毛玉を得て覚醒。
真の姿では背中から触手を生やし、異形化。最終決戦では腕が4本に増加する。

代表エピソード

・マルハーゲ帝国編：ボーボボとの最終決戦で敗北。
・真説ボーボボ：ネオマルハーゲ帝国皇帝として復活。
・東京マルハーゲ23区編：世の中ナメ郎と共闘するも再び敗北。

作中での役割・象徴性

シリーズ全体の「毛＝生命」「無毛＝支配」という主題を体現する存在。
ツルリーナ3世の冷徹な秩序と、ボーボボの混沌的自由が最終的に激突する構図を担う。
敗北時の「俺はまた蘇る」は、ボボボ世界の“終わらないギャグ神話”の象徴とされる。

ユーザーの声

> 真拳の演出が異常にスタイリッシュで、「ギャグ漫画のラスボスとは思えない迫力」と再評価されている。

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