オモカゲ（幻影旅団旧4番）

所属・基礎データ

CV：藤木直人
名前：オモカゲ（本名不明）／年齢：不明／身長：推定180cm以上／体重・血液型・出身地：不明
念能力：死体や人の記憶から人形を作り操る能力（名称不明）／副能力：ドールキャッチャー／系統：特質系
団員No.：4（脱退済）／刺青位置：右の掌（蜘蛛の紋章）／加入時期：不明（初期メンバーではない）
外見：黒衣をまとい、右の掌に蜘蛛の入れ墨を刻む男性。神経質で冷徹な雰囲気を漂わせ、常に落ち着いた口調で話す。
人物像：己の能力を芸術と称する異端的存在。目的は“究極の人形師”として人間そのものを完全に再現することにあり、創造と破壊を美学としている。ヒソカの入団以前に旅団を脱退しており、直接の戦闘描写はないが、ヒソカはオモカゲの作り出した人形を倒して入団している。

主要エピソード

『劇場版HUNTER×HUNTER 緋色の幻影』において、クルタ族の虐殺と幻影旅団の罪をめぐる物語に登場。
クラピカの宿敵の一人として、失われた仲間たちの姿を人形として蘇らせる能力を披露。ウボォーギンやパクノダなど、死亡した旅団員を再現し、さらにイルミや陰獣、パイロまでも人形として操る。
作中では旅団時代に培った高い戦闘力を見せつつも、目的は純粋な戦闘ではなく「人間の魂を写し取る」ことにあると語っている。
ヒソカとの因縁も描かれており、ヒソカの入団は彼の作り出した身代わり人形の破壊によって成立している。
最期は自身の創作に執着しすぎた結果、己の“模倣の中の矛盾”に呑まれるように敗北した。

役割

能力「死体や人の記憶から人形を作り操る能力」：死者や記憶を素材に、人物そっくりの人形を作り出し操作する特質系能力。
〈特性〉：人形は複数体作製可能で、元の人物の声・性格・記憶・念能力までも再現する。念能力者を元にした場合、その能力も使用できる。
〈制約〉：人形の目が無いと性能が著しく低下する。目は必ずしも本人のものでなくてもよく、劇中ではウボォーギンには目を入れ、パクノダには入れなかったなどの差が描かれている。
〈応用〉：「ドールキャッチャー」では作った人形を自身に取り込み、その能力を自身で使用可能にする。発動時、取り込んだ人形の幻影が背後に浮かぶ。
役割：幻影旅団脱退後も“蜘蛛”の象徴を持つ存在として、過去の罪と執念を体現する存在。彼の能力は「記憶」「模倣」「魂の複製」をテーマとし、シリーズ内でも最も異質な能力体系とされる。
SNS/読者の声（意見）：原作未登場ながら強烈な印象を残したキャラクターとして知られ、「人形を通じて人間性を問う存在」「旅団の影の芸術家」と評されている。

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