ウイグル [北斗の拳]

概要

【流派】泰山流拳法
【技】泰山流千条鞭（たいざんりゅうせんじょうべん）／泰山流双条鞭（そうじょうべん）／熊胴断波（ゆうどうだんぱ）／蒙古覇極道（もうこはきょくどう）
所属：拳王軍直属・大監獄カサンドラ獄長
体重：300kg（アニメ版では500kg）
出自：自称・蒙古の子孫
登場編：カサンドラ編（トキ救出篇）
CV：郷里大輔（TVアニメ）／乃村健次（真・北斗無双）

人物像

・死封の監獄島「カサンドラ」を統べる恐怖の獄長。
・囚人の処刑数を、自らの髭を抜いた本数で決定するという狂気的な性格。
・“鬼も哭く街”と呼ばれた監獄を恐怖で統治し、誰一人として生きて帰さぬ“不落のカサンドラ伝説”を築いた。
・ラオウに対しては絶対的な忠誠を誓っており、トキとケンシロウの再会を阻止する使命を担う。
・外見は筋骨隆々とした巨体で、豪奢な鎧と太い髭が特徴。顔は蒙古戦士を思わせる精悍さを持つ。

作中での活躍

・ラオウの命により、トキを幽閉したカサンドラの門番として登場。
・ケンシロウがトキ救出のためカサンドラに侵入すると、泰山流拳法を駆使して迎え撃つ。
・二本の鞭を用いた「泰山流双条鞭」や、両腕を捻じり上げて叩き潰す「熊胴断波」、圧殺技「蒙古覇極道」などでケンシロウを追い詰める。
・一時はケンシロウを戦闘不能に陥れるも、反撃に転じたケンシロウに「北斗鋼裂把」で両肩を破壊され、「北斗百裂拳」を浴びて敗北。
・自ら掘らせた墓穴にねじ込まれ、血飛沫と共に絶命する。
・最期の力で「トキとケンシロウを会わせてはならぬ」と部下に伝え、忠誠を貫いて死亡。

性格と信念

・極端な暴力主義者である一方、ラオウへの忠義は本物。
・「死をもって秩序を保つ」という狂信的な支配哲学を持ち、民衆には恐怖で服従を強いた。
・死の直前まで使命を優先し、カサンドラの崩壊を“天命”と受け入れた姿は、北斗世界でも異例の“忠臣的悪役”とされる。
・配下の看守たちからは深い信頼を得ており、彼の死後、報復を試みる部下がいたことがそれを示している。

カサンドラ監獄

・ラオウが拳法家たちを収監し、秘伝を奪うために建設した監獄都市。
・凶悪犯・拳法家・反乱者が収監され、誰も生還できない“地獄の都”。
・囚人の中には、後にケンシロウの味方となる者も存在。
・アニメ版では副官ターゲル（CV：屋良有作）が登場し、反抗する拳法家の処刑を担当していた。

技と戦闘描写

・**泰山流千条鞭**：腕を鞭のようにしならせ、肉体を切り裂く泰山流の基本技。
・**熊胴断波**：巨体の体重と腕力を活かした圧殺技。受けた者の胴体を粉砕する。
・**蒙古覇極道**：己の筋肉を鎧のように硬化させ、敵を押し潰す必殺技。ケンシロウの北斗百裂拳にも一瞬耐えた。

外伝・派生作品

・『真・北斗無双』では重量級キャラとして登場し、鉄球と鞭を操る防御型ファイターとして再現。
・『北斗の拳 LEGENDS ReVIVE』では、挑発とガード支援スキルを持つ“防御の象徴”として実装。

ユーザーの声

> 「ただの悪党ではなく“筋の通った忠臣”として印象的」 > 「カサンドラ編は北斗で一番の地獄感」「ウイグルの豪腕演出が最高」 > 「断末魔“をろあっ！”が耳に残る」 > 「北斗悪役の中で最も“職務に忠実な男”」

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