白石蔵ノ介 [テニスの王子様]

プロフィール

所属：四天宝寺中学校3年2組14番（テニス部部長・新聞部）
委員会：保健委員会
身長：178cm　体重：66kg
血液型：B型　誕生日：4月14日（牡羊座）
利き手：左　視力：左右1.5
プレイスタイル：オールラウンダー
得意技：円卓ショット／星の聖書（スターバイブル）
ラケット：MIZUNO Wenew 900TI　シューズ：DIADORA スピードゾーンPRO
家族構成：父（薬剤師）・母・姉・妹・猫・カブトムシ（カブリエル）
趣味：チェス・健康体操・小説執筆
得意科目：科学／苦手科目：なし
好きな食べ物：チーズリゾット・自作の薬草そば
好きな色：若草色　好きな音楽：トランス系
座右の銘：「有終の美」→「no man is an island」
好みのタイプ：シャンプーの香りがする子→大和撫子
行きたいデートスポット：植物園
今一番欲しいもの：全身鏡→カブリエルのお嫁さん
日課：お風呂上がりのヨガストレッチ
苦手なもの：逆ナン・金髪グラマー系美女
特技：毒草識別（200種）・カブトムシと仲良くなる
好きな記念日：カブリエルに出会った日

概要と人物像

四天宝寺中学テニス部部長。二年生の時からチームを率いる“若き賢帝”。 整った顔立ちと柔らかな関西弁、そして完璧な立ち振る舞いから 「四天宝寺の聖書（バイブル）」と呼ばれる。 その姿勢は一見クールだが、根底には仲間への深い情と責任感がある。

プレイスタイルは基本に忠実、ミスを排した「パーフェクトテニス」。 理想の完成形を求める姿勢と、優雅さを併せ持つ。 青学の天才・不二周助を破った唯一の選手としても知られ、 全国大会準決勝での勝利は四天宝寺の誇りと伝説の象徴となった。

テニススタイルと技

・円卓ショット：猛烈な横回転により、打球が12の分身を生み出す幻惑スマッシュ。
・星の聖書（スターバイブル）：
　自身の万能型を進化させた究極形。スピード・パワー・テクニックなど 　あらゆる能力を瞬時に切り替え、相手に攻略の糸口を与えない。 　仲間たちのプレイを“観測”して得た集大成であり、 　四天宝寺というチームそのものを象徴するスタイルでもある。

物語での活躍

・全国大会準決勝：青学の不二周助を撃破。完璧なる勝利でその名を刻む。
・『新テニスの王子様』脱落マッチ：忍足謙也に勝利し残留。
・3番コート総入れ替え戦：切原赤也と組み、悪魔化を止めて勝利を支える。
・W杯ギリシャ戦：ゼウスのオーラに圧され一時挫折するが、 　型に囚われぬ“種ヶ島流”を学び、己を再定義。
・フランス戦：君島育斗とのダブルスで敗北しながらも「星の聖書」を確立し、 　平等院鳳凰にその底知れぬ可能性を認められた。

性格と魅力

・口癖：「んんーっ、絶頂（エクスタシー）！」
・完璧主義でありながら、ユーモアと包容力を併せ持つ。
・部員の長所を見抜き、のびのび育てる「支配しないリーダー」。
・健康と美に対する意識が異常に高い。 　毒草の知識は200種に及び、体内バランスを研究する自称“自然派男子”。

作者・許斐剛氏曰く「テニプリで一番男前に作ったキャラ」。 その通り、外見・知性・精神・リーダーシップの全てを兼ね備えた、 シリーズ屈指の完成度を誇るキャラクターである。

象徴と演出

・あらゆる構図で“光”と“清潔感”を象徴的に描かれる。
・試合中の静寂と台詞の間が美学の一部として機能している。
・「聖書（バイブル）」の異名は、四天宝寺の信仰にも似た信頼の証。

総評

白石蔵ノ介は「完璧という孤独を超えた男」。 美と規律を貫く一方で、仲間の自由を信じる温かさを持つ。 彼の“パーフェクトテニス”は、技術だけでなく心の在り方そのもの。 四天宝寺の頂点に立つ“聖書”は、観る者の記憶に永遠の余韻を残す。

閉じる