無為転変（むいてんぺん） [呪術廻戦]

概要

分類：生得術式（対象の魂への直接干渉）
使用者：真人（特級呪霊）
基本性質：魂の形状を触れて操作し、肉体を任意に変形・改造
防御手段：魂の知覚＋呪力による保護のみ（術師でも不十分な場合あり）

能力の構造と特徴

・根幹：肉体ではなく「魂の形」に触れるため、対象の質量・形状・生物的制約を無視して変形可能。
・発動条件：真人の“人型かつ素手”で触れた時のみ有効。手を変形している状態では使用不可。
・防御難度：魂の存在を理解し、自分の魂を呪力で保護できなければ改造される（失敗すれば死は確実）。
・改造結果：元の体に戻すことは不可能。即死または遅効死がほぼ確定。

自己改造と応用

・真人自身にはノーリスクで使用可能。肉体変形・武器化・身体能力強化が自在。
・最終的には独立思考を持つ分身生成も実現（ただし分身は自分の体だけを変化させられる）。
・口内で印を結ぶ応用により、連打や防御姿勢のまま領域展開を発動可能。
・非攻撃用途として先天的傷病や欠損の“改造的治癒”も可能だが、性格的にほぼ使われない。
・術式持ちでない人間を“疑似呪術師化”する改造も可能（作中例：吉野順平）。

派生技・関連現象

— 改造人間（無為転変の副産物）
・魂を作り替えられた人間。呪霊ではないため一般人にも視認可能。
・サイズは掌サイズ～10m超まで生成可能。掌サイズは真人体内にストック。
・戦闘させると高確率でショック死。わずかに生前の自我が残る。
・等級認識：3〜2級弱。巨大化・武器化など応用幅が広い。

— 多重魂（たじゅうこん）
複数の魂を融合させる技。拒絶反応が派生技の基盤になる。

— 撥体（ばったい）
多重魂の拒絶反応を利用し、魂の“質量”を爆発的に増大させて放つ攻撃。

— 幾魂異性体（きこんいせいたい）〔センシティブ作品中枢描写〕
拒絶反応の弱い魂同士を合成した改造人間。一瞬だけ高火力を実現する。

— 遍殺即霊体（へんせつそくれいたい）／遍殺即霊体真人
魂構造を極限まで改造し、超硬質の鎧形態に変身する技。
虎杖曰く「別次元の存在」。拳・刃状の腕による高威力攻撃が主軸。

戦術的特性（勝ち筋）

・接触＝即死級のリスクを強制し、相手の攻め筋を大きく制限する。
・自身は変形と強化で近接戦を制圧し、必要に応じて巨大火力（撥体等）で押し切る。
・魂への理解度が高い敵（虎杖・七海など）相手以外には極めて優位。

ユーザーの声

> 接触した瞬間に“魂から壊す”コンセプトが呪霊らしくて好き。 > 分身や形態変化の発想が常に悪夢的で、能力デザインが完成度高い。

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