法寺項介 [東京グール]

概要

CV：速水奨
所属：CCG本局／准特等捜査官→特等捜査官
誕生日：12月16日
年齢：43歳
血液型：A型
身長・体重：非公表
初登場：『東京喰種』第5巻（20区派遣エピソード）
趣味：クインケ研究、紅茶、剣術鍛錬
異名：『赤舌連潰しの法寺』

かつて真戸呉緒の二代目パートナーであり、後に滝澤政道の上司となった。穏やかで部下にも敬語を使うが、怒ると丁寧な口調のまま相手を震え上がらせるという恐るべき威圧感を持つ。高い戦闘力と戦略眼を併せ持つCCG屈指の武闘派捜査官。

人物像

・常に冷静沈着で紳士的な態度を崩さないが、内に強い信念を秘める。
・部下思いの一方、任務遂行においては非情な判断も下す。
・滝澤が激怒した時には、丁寧な注意だけで顔面蒼白にさせたという逸話がある。
・おまけ漫画ではその出来事が滝澤のトラウマとして夢に出てくる描写があり、部下たちの間では“優しすぎる鬼上司”として恐れられていた。

経歴と功績

・CCG本局所属の准特等として20区に派遣。滝澤とコンビを組み、「グルメ（＝月山習）」の調査に従事。
・真戸呉緒からクインケ操術を叩き込まれた武闘派で、戦闘・判断力ともに一流。
・13区「ピエロマスク掃討戦」で大きな功績を上げ、後に中国へ派遣される。
・現地の巨大喰種組織「赤舌連（チーシャーリェン）」を壊滅させ、その首領・焔を討伐。この戦いの功績で准特等から特等へ昇進。
・この因縁により、アオギリの幹部タタラから深い恨みを買う。
・EDイラストにも「赤舌連」と共に登場しており、その背景を示唆している。

使用クインケ

・**赤舌（チーシャ）**：甲赫／レートSS／巨大な大剣型クインケ。
　『赤舌連』の首領・焔を素材として製造された。破壊力は絶大で、梟へのトドメの一撃として使用。重量が非常に重く、宇井が「重い」とぼやく描写もある。

・**ホロウ**：羽赫／レート不明／腕装着型の大砲クインケ。
　橙色の杭を発射し、着弾と同時に炸裂する高火力兵器。赤舌連構成員の赫包由来。

・**ドゥヒ**：羽赫／レート不明／白色の銃型クインケ。
　元部下・滝澤政道に譲渡。素材は喰種「フェイ」で、タタラは武器の形から即座にそれを見抜いた。

・**イイツウ**：甲赫／レートA＋／双槍型クインケ。
　刺突・薙ぎ斬りの両用。赫者タタラの腕を貫く威力を持ち、赤舌連系喰種由来とされる。

活躍

・20区派遣時は丸手の指揮下で留守を任され、11区戦には不参加。
・『隻眼の梟討伐作戦』では前線で戦い、ホロウによる砲撃とランス戦で梟にダメージを与えた。
・赤舌を用いて梟にトドメを刺す活躍を見せるも、本物の梟（エト）の奇襲で重傷を負い離脱。
・続編『東京喰種:re』では特等捜査官として復帰し、タタラ率いるアオギリの樹殲滅に参戦。
・流島作戦では宇井・什造らと共に指揮を執り、上陸直後から多数の喰種を葬る。
・タタラとの再戦時、赫者化したタタラの火焔攻撃を受けながらも冷静に応戦。
・赤舌で介錯を狙うが、突如乱入した“オウル”＝滝澤政道によって首を刎ねられ戦死。
・死の真相は“かつての部下を手に掛けられなかった”ためであり、実力では滝澤を上回っていたことが後に明かされた。

人間関係

・真戸呉緒：師匠。クインケ操術を学んだ恩人。
・滝澤政道：元部下。厳しくも信頼していたが、最期は彼に討たれる。
・宇井郡／篠原幸紀／鈴屋什造：同僚の特等捜査官。
・タタラ：宿敵。赤舌連壊滅の因縁から互いに強い憎悪を抱く。

ユーザーの声

> 紳士的な物腰の中に狂気を隠した理想のCCG捜査官。
> 滝澤を討てなかった人間味が、彼の魅力を倍増させている。
> クインケ「赤舌」の一撃はシリーズ屈指の名シーン。

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