斉藤壱護 [推しの子]

概要

CV：江川央生
所属：株式会社苺プロダクション（元代表取締役）
家族：妻・斉藤ミヤコ（現苺プロ代表）
関係者：星野アイ／星野アクア／星野ルビー
肩書：芸能プロデューサー・元経営者・スカウト担当
活動時期：B小町結成期〜アイの死後失踪まで

人物像と経歴

・現苺プロダクションの前代表で、**星野アイの発掘者**。
・中学生だったアイに対し「ファンを愛せない」との拒絶を受けた際、 　「客が求める嘘をつけるのも才能。『愛してる』という嘘が本当になるかもしれない」と語り、彼女をスカウトした。〔作中描写〕
・以後、社長でありながら**身寄りのないアイの後見人兼保護者**として行動。
・アイの妊娠を知り反対するも、最終的に容認し、地方病院での出産を支えた。
・入院中はマタニティヨガに同行し、出産後は住居を提供。双子の戸籍上の保護者となる。

苺プロ時代の活動

・B小町の結成と成功を支えた**実務派プロデューサー**。
・外部との交渉力に長け、妻・ミヤコのマネジメント力と補完し合う形で事務所を運営。
・「同じグループ内で悪口を言う人間はいらない」という方針を掲げ、 　アイへの嫌がらせを行った初期メンバーを粛清。〔45510話／作中回想〕
・武道館ライブ実現まで導いた采配は高く評価される一方、**人心掌握の欠如**が問題視される。

性格と評価

・合理主義的かつ現場主導型の経営者。 　外部交渉には強いが、**人の心の機微に疎い**という欠点を抱える。
・アイと他メンバーの確執に適切なケアを施せず、B小町の内部崩壊を防げなかった。
・アクアが復讐を止めたがっていた本心に気づかず、逆に煽る形で再燃させてしまうなど、 　人間関係の感情面での失策が多い。
・倫理観にもやや欠け、黒川あかねを囮にする計画に協力するなど**モラルの曖昧さ**も指摘されている。

アイとの関係

・アイの才能を誰よりも信じ、センターとしてB小町を武道館へ導く。
・彼女を娘のように扱い、出産後も生活を支援。
・「惜しい、俺の名前は斉藤だ！クソアイドル！」という自虐的なギャグもあるほど、 　社長・保護者・父親的存在としての複雑な関係を築いた。
・アイ殺害当日、夢であった“ドームに連れて行く”目前で彼女を失い、失意のまま姿を消す。

失踪と復帰

・失踪の真意は**黒幕への復讐と事件真相の追及**。
・家族と社員を巻き込まぬよう、すべての罪を背負う覚悟で単独行動を取る。
・ミヤコたちを陰から支援し続け、情報網を用いて業務を補助していた。
・後年、アクアに罠を仕掛けられミヤコと再会。彼女に制裁を受けた後、苺プロにバイトとして復帰。
・プロデュース業務を再び担い、ミヤコがマネージャーに専念できる体制を整える。
・最終的に、**アクアとルビーの行く末をミヤコに託し舞台を降りる。**

事務所方針と采配

・「悪口を言う人間はいらない」という姿勢は、アイの孤立事件を経て形成された。
・一方で、人気差による待遇格差を是正しようとした結果、逆に現場の不満を招いた。
・メンバーの努力機会を重視する経営方針だったが、結果的に心理ケアの欠如で破綻。
・苺プロが崩壊しなかったのは、ミヤコとの**二人三脚経営**の功績が大きい。

問題点と矛盾

・アイ殺害や雨宮吾郎殺害の真相を長期間伏せた責任者の一人。
・ニノと亮介の交際、事件関与を知りながら警察に伏せたことが後に批判の的となる。
・その動機は「苺プロ存続と関係者保護」とされるが、**隠蔽の戦犯**と評される。
・アクア葬儀でサングラスを着用するなど、TPOに欠ける場面も多い。〔作中ギャグ演出〕

ユーザーの声

> 「壱護の“愛してるは嘘でも本当になる”のくだりが名言すぎる」 > 「仕事はできるけど人の心に鈍感すぎるタイプ」 > 「最初から最後まで“親代わりの社長”としての矜持を感じる」

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