天帝軍 [北斗の拳]

概要

本拠地：中央帝都（ちゅうおうていと）
最高指導者：天帝ルイ（実権は総督ジャコウ）
主要構成：元斗皇拳の使い手（ファルコ／ソリアほか）・帝都兵・直轄軍
敵対勢力：北斗の軍（バット、リン、ケンシロウ）
象徴：Y字状の十字紋章（兵のマントや鎧に刻印）

組織構造

・**天帝（ルイ）**：本来は軍の象徴であり統治の正統者だが、幽閉され実権を持たない。
・**総督ジャコウ**：実質的支配者。天帝の名を利用し圧政を敷く暴君。
・**元斗皇拳の守護者**：ファルコ（金色）とソリア（紫光）。天帝を守るはずが、ジャコウに従属。
・**帝都兵・直轄軍**：天帝軍の主戦力。民衆弾圧や反乱鎮圧を担当。
・**特務部隊・賞金制度**：反乱分子に懸賞金を懸け、賞金稼ぎ（アインなど）を雇用。

勢力の起源

・拳王ラオウが倒された後の権力空白に乗じて成立。
・「天帝」という神聖な権威を掲げ、ラオウ亡き後の秩序を掌握。
・中央帝都を拠点に周辺都市群（群都・市都）を支配下に置いた。
・名目上は“正義の再建軍”だが、実際はジャコウによる独裁体制。

支配体制と文化

・通貨単位「ジュドル（JUDOL）」を使用。賞金や物資取引に用いられる。
・反乱者の手配書には賞金額がジュドルで明記されている。
・奴隷労働による発電施設など、過酷な統治体制を維持。
・軍服や装備には金属質の防具と十字紋章をあしらい、帝都の威光を象徴化。

北斗の軍との抗争

・バットとリンのレジスタンス「北斗の軍」と敵対。
・ケンシロウも参戦し、帝都支配下の群都を次々陥落させる。
・ファルコとソリアはジャコウの命令に従うも、やがて天帝ルイ奪還のため反旗を翻す。
・最終的にジャコウの死と共に天帝軍は崩壊し、中央帝都は解放される。

中央帝都（ちゅうおうていと）

・天帝軍の本拠地であり、政治・軍事・信仰の中心。
・巨大な発電施設によって常時明るく照らされ、闇を忌避する総督ジャコウの恐怖心の象徴でもある。
・民衆は階級制度に縛られ、反乱者は地下労働か死刑に処された。

ユーザーの声

> 「天帝軍の装備デザインが美しくも不気味」 > 「ラオウ亡き後の新時代の“偽の秩序”として象徴的」 > 「ファルコとソリアの悲哀がこの組織を印象深くしている」 > 「ジュドル通貨の設定が地味にリアルで好き」

閉じる