名も無き修羅 [北斗の拳]

概要

CV：松田重治（TVアニメ）／貞広高志（真・北斗無双）／内野孝聡（LEGENDS ReVIVE）
所属：修羅の国
分類：修羅（無名）
呼称：砂蜘蛛（ファルコによる命名）
備考：公式表記は「名も無き修羅」

人物像

・修羅の国で最初に登場した修羅であり、ファルコを死の一歩手前まで追い詰めるほどの実力者。
・15歳に満たぬ頃、赤鯱の部下100人を虐殺し、彼の眼・腕・脚を奪うなど、幼少から異常な殺戮能力を示した。
・仮面を外して戦うことが許されたが、名を名乗る資格は得ていない。独特の文様が刻まれた仮面を着用していた。
・ファルコとの再戦時に敗北、「名を許された修羅は自分よりもはるかに強い」と語りながら黄光刹斬で絶命。
・外伝『イチゴ味』では、ファルコの義足が壊れた状態だから勝てたと揶揄されるなど、原作描写の皮肉が再現されている。

戦闘スタイル／修羅忍道

・「修羅忍道」と呼ばれる忍者的な戦法を駆使し、地中・空中を自在に使ったトリッキーな攻撃を得意とする。
・身体能力と機動力に優れ、修羅の中でも異色の戦闘スタイルを誇る。

主な技

・**忍棍妖破陣（にんこんようはじん）**：
　2本の伸縮自在の棍棒で身体を支え、足で攻撃する。ケンシロウが肩に傷を負うほどの初見殺し技。

・**千手魔破（せんじゅまは）**：
　手裏剣を投げて姿を消し、地中から出す奇襲技。ファンブックでは糸による操作説が提唱されている。

・**凡羅破魅陀 亜仏弟斗羅 修羅忍道 破魔砂蜘蛛（はんらはみだ あぶてとら しゅらにんどう はますなぐも）**：
　地面に潜り、砂中から奇襲する技。ファルコの滅凍黄凄陣に見切られ失敗。あだ名「砂蜘蛛」はこの技名に由来する。

・**毒蜘蛛手刃 滅把妖牙（どくぐもしゅとう めっぱようが）**：
　闘気を帯びた貫手で上空から降下突撃。ファルコの掌を貫く威力を見せたが、黄光刹斬により敗北。

・**潜影殺界（せんえいさっかい）**：
　（真・北斗無双）周囲に手裏剣をばらまき、一気に引き戻して一掃する。

・**砕牙飛蜘蛛（さいがとびぐも）**：
　（真・北斗無双）高く跳躍し、前方の敵を地面に叩きつける技。

・**忍棍蠍針殺（にんこんかっしんさつ）**：
　（真・北斗無双）棍棒を伸ばして前方の敵を薙ぎ払う攻撃。

考察・評価

・ファルコを追い詰めた描写から、初登場修羅としてのインパクトは極めて高い。
・読者の間では「後続の名付き修羅より強い」「沿岸修羅が精鋭」などの考察が多い。
・体格や戦闘スタイルから、修羅の国の階層制や修羅の教育制度を考察する際の代表例とされる。

ユーザーの声

> 「修羅の国の恐ろしさを最初に見せつけた存在」 > 「ファルコとの戦闘演出が最高に緊張感ある」 > 「名前がないのに強すぎる」「“砂蜘蛛”の呼び方が粋で好き」

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