ボルゲ [北斗の拳]
ボルゲは『北斗の拳』終盤・修羅の国後のエピソードに登場する、盲目の復讐者でありケンシロウが原作で最後に戦った名のある敵。
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概要
CV：川津泰彦（真・北斗無双）
初登場：原作最終章（修羅の国帰還後）〔確定〕
所属：独立勢力（元闇討ち集団）
使用武器：多頭凶蛇棍（たずきょうじゃこん）
特徴：盲目／復讐心／機械装備／聴覚強化
人物像と因縁
・かつて北斗神拳伝承者ケンシロウを闇討ちし、返り討ちに遭い両目を失明。
・「この俺に傷をつけた奴は皆殺しだ」と豪語し、復讐に人生を捧げた。
・ケンシロウの名を騙るバットを誤認し、壮絶な拷問を加えるが、やがて真の宿敵ケンシロウと対峙。
作中の動向
・ゾルド軍を皆殺しにし、かつての自らと同じように彼らの目を切り裂き七つの傷を刻む残虐行為を行う。
・バットはケンシロウとリンを守るため、自ら七つの傷を刻んで身代わりとなり、ボルゲと激突。
・ボルゲは聴覚を頼りに戦い、隠し武器でバットを重傷に。拷問の最中にケンシロウが乱入。
・ケンシロウの記憶が甦り、反撃を受けたボルゲは肉体を粉砕されるも執念でリンを巻き添えにしようとする。
・最期はバットと刺し違えて絶命した。〔作中描写〕
能力と武装
・技名：多頭凶蛇棍（たずきょうじゃこん）／蛇を模した多節棍。
・戦法：棍のうねりと聴覚による敵感知で盲目を補う。
・身体：両目を失ってから頭部に装甲を装着し、人造皮膚で覆う。
・副腕：背中から4本の副腕を展開し、敵を拘束する描写あり。
・特性：音で位置を読む異常聴覚。静寂を逆に利用されることが弱点。
ケンシロウとの最終戦
・記憶喪失中のケンシロウを追い詰め、馬乗りで胸を貫く寸前まで迫る。
・バットの叫びでケンシロウが覚醒し、形勢が逆転。
・経絡秘孔を突かれ体が破裂寸前となるも、なおリンを巻き添えにしようとする執念を見せた。
・最終的にはバットと相打ちで絶命し、宿怨の連鎖に幕を下ろした。
断末魔と読者の記憶
・連打を浴びながら呻き声を上げ続け、「ぼげぶげぺぷちゃべ はぶらばら びィえ かぴぶ あぶた びぎょへ！！」という奇声が断末魔として扱われる。
・厳密には即死ではなく、執念の末に果てるため、異様な“悪あがきの声”として読者に刻まれた。
余談・登場作品
・原作以外のアニメ版には未登場。
・24年後のゲーム『真・北斗無双』で初のCV付き登場を果たした。
・ボルゲ戦は「北斗神拳伝承者の宿怨の完結」として位置づけられている。
ユーザーの声
> 原作最後の敵にふさわしい執念の象徴。
> 断末魔の不気味さが“北斗の拳らしさ”を極めていた。
> ボルゲとバットの戦いは、人の強さと想いの限界を描いた名シーン。
