リシオン [ダンジョン飯]

概要

本名：リシオン
人種：エルフ（獣人化個体）
性別：男
年齢：126歳〔作中描写〕
出身地：南中央大陸
所属：カナリア隊（看守）
罪状：古代魔術による人体改変および殺人・傷害〔確定〕
刑期：終身刑
家族構成：母
身長：約170cm／BMI：24
好物：肉／苦手：葉物（特に茎）
誕生日：10月17日
CV：岸尾だいすけ

外見と特徴

・長いおさげ髪を持ち、全身に古代魔法の呪文模様が刻まれている。
・その紋様は変化術の魔法陣であり、ワーウルフ種の獣人へと変身可能。
・変身時には体格が膨張するため、通常時から上半身裸に腰巻姿という高露出の外見。
・狼獣人状態を「最も美しい姿」と信じており、自身の姿を人前に見せることを悦びとする。

性格と思想

・外見上は穏やかでのんびりしているが、観察眼に優れ洞察力が高い。
・本質的には自己愛と美意識の塊であり、強烈なナルシスト。
・かつて自分の容姿を醜いと感じ、鏡を見ることも恐れていた過去を持つ。
・その自己嫌悪から「理想の肉体」を求め、古代魔術で狼獣人の姿を得る。
・フレキには「お前は自分が大好きだ」「捕まったのは露出癖のせい」と評される。

経歴と犯罪経緯

・人間の魂に獣の魂を混ぜる古代魔術の存在を知り、技師を探して自身に施術。
・変身後は闘技場で「美しい獣人」として戦い、人々の前でその姿を誇示する。
・結果的に禁忌魔法使用者として公然と活動したため逮捕・収監。
・罪状は人体改変・殺人・傷害に及び、終身刑を科せられた。

関係性と描写

・カナリア隊所属後は、囚人であるフレキと友人関係を築く。
・イヅツミから「人間の姿を保つ方法」を問われ、構造的な違いを明確に指摘。
・自身は「人の体に獣の魂を宿す」、イヅツミは「獣の体に人の魂を宿す」ため、同じ方法では戻れないと述べる。
・その説明がイヅツミに理解されず、すれ違いを生むも、会話自体は哲学的。
・むしろ彼自身は「自分も獣の体に魂を入れたかった」と羨むほどに、獣化を理想とする。

能力

・古代変化術による完全な獣人化（ワーウルフ形態）が可能。
・変身時は筋力・感覚・跳躍力が大幅に強化され、カナリア隊でも切り込み役を担う。
・魔法紋は肉体変化だけでなく精神安定にも関与しており、戦闘中の制御を保つ役割も果たす。

人物的解釈

・“美”を追い求める欲望と“自己否定”の間で揺れる悲劇的ナルシスト。
・獣化を通じて「理想の自己」を得ながらも、社会からは異端視される。
・人と獣の境界を曖昧にする存在として、『ダンジョン飯』のテーマと深く響き合うキャラクター。

ユーザーの声

> 狼獣人の美学が極まったキャラ。見た目も性格も美意識の塊。
> イヅツミとの会話が切なくて印象的。
> 「美とは何か」を体現したダンジョン飯屈指の哲学キャラ。

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