モラウ [ハンターハンター]

所属・基礎データ

名前：モラウ＝マッカーナーシ（Moral＝MacCarnathy）
所属：ハンター協会／キメラアント討伐隊／十二支ん（暗黒大陸航海随行）
職業：シーハンター（海専門のハンター）
称号：一ツ星ハンター（昇格候補：三ツ星）
師弟関係：師匠（なし）／弟子＝ナックル、シュート
念系統：操作系能力者
声優：楠大典（2011年アニメ版）
登場章：キメラアント編／暗黒大陸編（予定）
特徴：大柄でキセルを背負い、サングラスをかけた豪快な男。


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人物像と性格

豪放磊落で、常に自信と余裕を漂わせるベテランハンター。
判断力・現場対応力ともに非常に高く、ネテロから厚い信頼を寄せられている。

初登場時こそ「ピトーに怯えたキルアを子供扱いする」など軽口を叩く姿が見られたが、
実際には**どんな状況でも“100%勝つ気で挑む”覚悟の持ち主**。
その胆力と柔軟性で、討伐戦最大の功労者となった。

性格は人情家で、敵にも情を寄せる優しさを持つ。
女王アリの死に際では涙を流し、
「今後人間を捕食しない」という条件でコルトたちの保護を自ら申し出るなど、
ハンターでありながら生命の尊厳を重んじる姿勢を貫いた。

その一方で、**勝負には誇りと矜持を持つタイプ**であり、
確実な勝利よりも“互いに全力を尽くす戦い”を好む。
武闘派というより戦略型で、自身の起用理由も
「能力が作戦と合致したから」と冷静に分析している。


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主な活躍

● **キメラアント討伐編**
・NGLでは索敵と煙幕を担当し、女王討伐戦を支援。
・「選別」を阻止するため東ゴルトー宮殿に潜入し、
　ヂートゥ、レオル、ハギャら師団長クラスを次々と撃破。
・疲労困憊の中、護衛軍ユピーの足止めを行い、王とプフを分断する作戦を完遂。
・冷静な指揮と柔軟な対応力で、討伐戦全体の成功に大きく貢献。

● **暗黒大陸編**
・新大陸（仮）から暗黒大陸の“門番が待つゲート”までの海路を担当。
・航行船の指揮官として十二支んと同行予定。
・ネテロ亡き後も現場型ハンターの象徴として存在感を放つ。


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念能力

■ 紫煙拳（ディープパープル）

操作系能力。
驚異的な肺活量を生かし、キセルから吐き出した煙を自在に操る。
煙は固体・気体・生物的形態など多様に変化可能で、
索敵・戦闘・防御・偽装・通信など応用範囲が非常に広い。

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① 紫煙機兵隊（ディープパープル）

煙で構築された人形を操る能力。
最大216体まで出現可能で、少数運用ほど複雑な操作が可能になる。
人形は人型や獣型（例：ウサギ型）など自由自在に生成でき、
モラウ自身や仲間の姿に変装させることも可能。

・円を使用しても本物の人間と識別困難。
・ただし、触覚で違和感があるため近接で見破られる。
・分身・囮・潜入・偽装など、戦術における応用性は極めて高い。


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② 監獄ロック（スモーキージェイル）

煙で形成された牢獄型の結界。
内部に敵を閉じ込め、物理的攻撃を完全に無効化する。

ユピーですら破壊不能であり、
「念による最強クラスの拘束技」として知られる。
ヂートゥ戦で使用した“煙の縄”もこの派生技。


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③ 応用・能力特性

・煙は“円”の代替機能を持つため、索敵・監視も兼ねる。
・戦況全体の把握に優れ、複数戦線を同時に管理できる。
・キセルが媒介のため、失えば新技の発動不可（ただし既存の煙操作は継続可能）。

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人物評価と総評

モラウは“戦場を支配する理想的な現場リーダー”。
討伐隊の中でも最もバランスの取れた能力者であり、
人間味・胆力・判断力を兼ね備えた希少な存在である。

ネテロ亡き後のハンター協会では、三ツ星昇格候補に名を連ね、
総選挙でも上位にランクインする実力者。
SNS上では「最も頼れる大人のハンター」「理想の師匠像」と評されることが多い。

彼の言葉「100%勝つ気で闘る」は、
キメラアント編を象徴する精神論として今も語り継がれている。

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