シュート [ハンターハンター]

① 所属・基礎データ

【所属】モラウ＝マッカーナーシの弟子／ハンター協会所属
【種別】プロハンター（UMA専門）
【系統】操作系
【登場章】キメラアント編（NGL潜入〜東ゴルトー宮殿戦）
【CV】うえだゆうじ

左腕がなく、袖の中には念で操る「籠」と「浮遊する3つの左手」を格納している。慎重で弱気な性格ながら、芯に強い信念を持つ。ナックルの感情的な性格と対照的で、彼の理性のブレーキ役を務めることも多い。

② 主要エピソード

【NGL潜入】
キルアとの決闘に勝利し、ナックルとともに討伐隊に参加。操られたカイトを「暗い宿（ホテル・ラフレシア）」で一時的に拘束し保護する。任務後、ゴンに謝罪し、念を封じられても危険な敵としてカイトを評価した。

【東ゴルトー宮殿突入】
ユピー討伐班としてナックルと行動。ゼノの龍星群による混乱の中、ゴンが自分の代わりにユピーへ向かう姿を見て、己の弱さを痛感しながらも深く感動。生き延びて感謝を伝えることを誓う。

【ユピー戦】
脚を失いながらも、無意識に浮遊する手の上で宙を翔び、攻防を繰り広げる。右目を布で覆い、恐怖と興奮の狭間で真価を発揮。ナックルと連携して時間を稼ぎ、命を賭して戦った。
最終的に瀕死の状態で戦線を離脱し、ノヴによって搬送・治療を受ける。

③ 能力・役割

【暗い宿（ホテル・ラフレシア）】
ダメージを与えた相手の体を念で籠に封じる能力。対象の損傷部位単位でも閉じ込め可能。シュートが気絶すると解除されるため、精神集中と覚悟を要する。攻撃＝発動条件という制約は、彼自身の「傷つけることへの罪悪感」を克服する意思に基づく。

【浮遊する3つの左手】
念で操る三本の独立した左手を自在に浮遊・攻撃・移動に使用。
ユピー戦では片脚を失いながらも手の上に立って飛行し、未使用だった新戦法を即興で完成させた。

【人物像】
恐怖を自覚しつつも前進する精神性の象徴的存在。
戦闘で極限状況に立たされるほど覚醒するタイプであり、弱気な外見とは裏腹に「恐怖を抱えたまま戦う強さ」を体現するハンターである。

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