ボンブ [ワンパンマン]

概要

名前：ボンブ（Bomb）
職業：武術家／大道場の師範
武術流派：旋風鉄斬拳（剛拳）
関係者：弟＝バング（シルバーファング）
初登場：原作51撃目（リメイク版ではガロウ編）
年齢：不明（バングより年上）

人物像

・老齢ながら驚異的な筋力と俊敏性を保つ達人。
・若き日には荒れていた弟バングを拳で更生させ、武の道へ導いた師でもある。
・性格は冷静沈着で、判断力にも長ける。
・戦闘中でも弟と軽口を交わすなど、兄弟仲は非常に良好。
・一般的な知名度はバングに劣るが、武術界では“生ける伝説”と称されている。

外見

・長髪と顎髭が特徴。垂れ眉で温厚そうな印象を与える。
・筋肉質で引き締まった老体は年齢を感じさせない。
・半袖の道着を好み、バングとは服装・雰囲気とも対照的。

戦闘能力

・弟バングと互角の実力者で、S級上位レベル。
・災害レベル“竜”級のムカデ長老に有効打を与えることが可能。
・老齢にも関わらず驚異的な反応速度と破壊力を誇る。
・覚醒前後のガロウをバングと連携して圧倒した。
・疲労状態でも怪人化したガロウと互角に渡り合う描写がある。

技

旋風鉄斬拳（せんぷうてつざんけん）
ボンブの代名詞である武術。
弟の「流水岩砕拳」が“防御とカウンター”を重視する柔拳であるのに対し、
旋風鉄斬拳は“攻撃と制圧”に特化した剛拳。
先手必勝を旨とし、殺傷力においては流水を凌駕する。
指先から真空波のような斬撃を発生させ、対象を同心円状に切り裂く。

（旋風流水）交牙竜殺拳
バングとの連携奥義。両側から挟み込むように同時連撃を放つ。
「竜」をも討つ拳として名付けられた大技。

（旋風流水）轟気空裂拳
村田版限定の合体奥義。
二人同時に強烈な気を叩き込み、空間を割るほどの衝撃を生む。

作中での活躍

・ガロウの暴走を止めるため、弟と共に前線へ出陣。
・覚醒ガロウとの交戦時、両者の流派を融合させた合技を披露。
・ムカデ長老戦では、バングと息の合った連撃で巨体を切り裂く。
・弟とは異なり冷静な分析を重視し、戦況を的確に見抜く。

性格と人間関係

・基本的には穏やかで理性的。
・弟バングを「お兄ちゃん」と呼ばせるなど、家族関係は健在。
・冷徹な面もあり、敵に対しては容赦がない。
・しかし弟を心から信頼し、同じ道を歩む同志として認めている。

象徴性

・バングの“守の拳”に対し、ボンブは“攻の拳”として対を成す存在。
・兄弟は「力と慈悲」「破壊と護り」のバランスを象徴しており、
　両者の共闘は“人間としての武”の完成形とされる。

ファンの反応

> 「バングより穏やかなのに強すぎる」
> 「兄弟共闘シーンが鳥肌」
> 「旋風鉄斬拳の描写が美しい」「老練な達人の理想像」と高評価。

総評

ボンブは“武の完成系”を体現する存在。
血を分けた兄弟でありながら流派も性格も正反対のバランスを見せ、
バングとの共闘はワンパンマン屈指の武術描写として語り継がれている。

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