ニガムシ [ワンパンマン]
漫画『ワンパンマン』（村田版）に登場する脇役格闘家。<br> 元・バングの弟子で、自称「二番弟子」を名乗る男。<br> 強面ながら内面は繊細で小心者というギャップが人気を呼び、<br> ギャグと人間味の中間に立つ“愛され脇役”として描かれている。<br><br>
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概要
名前：ニガムシ
初登場：村田版限定（原作未登場）
元所属：バングの道場（流水岩砕拳）
現職：ニガムシ流拳法の師範
得意技：締め技（足技は苦手）
外見
・短足でがっしりした体格。
・いかつい顔立ちだが、年齢より老けて見られることを気にしている。
・普段は近視のためメガネを着用。外すと相手の顔すら判別不能。
・どこか「怖いけど気弱そう」という表情が特徴的。
性格
・外見に反して非常に臆病で小心者。
・試合前から言い訳をしたり、相手を過剰に持ち上げたりと自信のなさが目立つ。
・だが他人への気遣いも見せ、試合後に相手を労うなど根は善人。
・「見た目と中身のギャップ」でファンに愛されるキャラとなっている。
背景
・若い頃にバングの道場へ入門。ガロウやチャランコの先輩弟子にあたる。
・腕前は悪くなかったが、ガロウの暴走時に敗北し、道場を離脱。
・その後、自らの拳法を立ち上げ「ニガムシ流拳法」の師範として活動。
・格闘大会にも参加し、時に勝ち、時に負ける“凡人の努力型”として描かれる。
能力
・締め技を得意とする実戦型格闘家。
・短足のため蹴り技には不向き。
・視力の悪さも相まって、戦闘中にメガネが外れると戦力激減。
・技術よりも根性と経験で戦うタイプ。
人間関係
・バング：かつての師。今でも尊敬の念を抱いている。
・チャランコ：後輩。よく締め技をかけて気絶させていた。
・サイタマ：チャランコに変装したサイタマと接触するが、本人だと気づかず。
・弟子や後輩思いの一面があり、年下には面倒見が良い。
作中での描写
・格闘大会編では、自称二番弟子として登場。
・サイタマ（チャランコ変装）との会話で天然ギャグを披露。
・試合では奮闘するも、上位陣との実力差を痛感する。
・観客や他の選手からは“頑張るオジサン枠”として愛されていた。
キャラの魅力
・強面なのに弱気という対比。
・本気で戦うが勝てない、しかし諦めない姿勢。
・“脇役でも人生がある”という村田版らしい人間臭さを体現している。
ファンの反応
> 「ニガムシさん、顔怖いけどいい人」
> 「二番弟子を名乗るのが可愛い」
> 「敗者にもドラマがある代表格」
総評
ニガムシは“凡人のリアリズム”を体現したキャラクター。
派手な強さこそないが、努力と気遣いで生きる姿が共感を呼ぶ。
ワンパンマン世界における“最も人間らしい武道家”の一人である。
