ボンタン爆弾 [ボーボボ]

概要

ボーボボの鼻毛真拳奥義のひとつ。
初出は奥義100「大集合!!蹴って殴って大乱闘!!」。
獄殺三兄弟のマシンガン（アニメ版ではレーザービーム）攻撃に対し、ボーボボ達が“果実兵器”として使用した。
その発想は、もはや戦闘技術ではなく食文化ギャグの極致。

発動描写

ボーボボがボンタンを大量投擲し、敵の弾幕を物理的に押し返すという前代未聞の奥義。
弾切れになると、代用品として首領パッチのトゲにヘタをつけ“ボンタンもどき”を生成。
「古くから固いボンタンは鉄砲に勝る武器と言われていた！」という首領パッチの謎理論付き。
柔らかい果実しか入っていなかったにも関わらず、なぜか普通にダメージが通っていた。

技の構成

・第一波： ボンタン連弾投擲。大量の柑橘が敵陣に直撃。
・第二波： 弾切れ→首領パッチトゲ爆弾を即席生成。
・第三波： ボーボボ自ら蹴り飛ばし、爆発的果汁エネルギーを発動。

爆発音は「ボンッ!!」ではなく「パッチーン!!」と鳴る。

アニメ版との違い

食べ物を粗末にする描写が放送基準に引っかかり、アニメでは“ボンタン”が“スポンジ”に変更。
そのため「スポンジ爆弾」として描かれたが、勢いはそのまま。
ボーボボワールド特有の“無茶苦茶にして通す”演出精神が維持された。

ゲーム版での登場

『Jスターズ ビクトリーバーサス』では「ポンタン投げ」として登場。
ボーボボの遠距離必殺技であり、全弾命中時には相手を打ち上げる。
コンビネーションアタックの起点としても有効で、プレイヤー人気の高いネタ技。

考察と象徴性

ボンタン爆弾は「鼻毛真拳＝何でもあり」の象徴的奥義。 爆発の理屈は存在せず、物理も倫理も破壊する“ギャグの物理法則”が働く。
ボーボボ世界において「果物」もまた戦場の武器であり、友情のメタファーでもある。

豆知識

・現実のボンタンアメとは無関係。
・ファンの間では「柑橘系最強技」としてネタ化。
・一部では首領パッチトゲを素材にした「危険果実兵器」として二次創作化されている。

ユーザーの声

> 「果物で勝つ漫画は他にない」
> 「ボンタン＝爆発物という発想が狂ってて最高」
> 「スポンジでも成立するギャグの圧」

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