ガネメ [ボーボボ]

概要

「ガネメ」とは、『ボボボーボ・ボーボボ』第18巻・奥義191で発動した
ボーボボの暴走システム。作中ではサングラスを上下逆にかけることで発動し、
ボーボボの理性が崩壊。すべての思考が「メガネ」に支配される。

魚雷ガールの強制的な“理性破壊指導”により暴走化したボーボボは、
「メガネ…ガネメ！」のコールと共に覚醒。
そして「ボボボボボボッボボボボボボボッボーボボボボボーー!!!」という
放送事故級の雄叫びを上げながら、兄弟対決の空気を完全に破壊した。

発動と暴走

弟・べーべべを前に本気を出せずにいたボーボボが、
理性崩壊の末に“ガネメシステム”を起動。
敵味方を問わず全員をメガネの洗礼に巻き込んでいく。

べーべべの「放送禁止級のブサイク顔」発言をきっかけに激昂、
なぜか天の助に八つ当たりし、歌舞伎調の演舞で“ガネメ完了”。
首領パッチは「ガネメが世界を飲み込もうとしている!!」と警鐘を鳴らすが時すでに遅し。
ボーボボの暴走思考に取り込まれ、“第二のガネメ”へと進化してしまう。

田楽マン：「首領パッチが向こう側に行った！」
――この一言で、全読者も現実との境界を見失う。

代表技：ガネメ補完計画

ガネメシステム残り33.78秒時点で発動。
「過去の記憶にメガネを送り込み、メガネキャラにすることでメガネ分のダメージを与える」
という謎の高等戦術。

この攻撃により：

• OVER：理屈っぽくなる
• 田楽マン：友達ではなく黒縁眼鏡を欲しがる
• ソフトン：「バ・ビ・ロン」→「バ・ビ・メガネ」に変化
• ハレクラニ：金の亡者から“メガネの亡者”へ。100億$バズーカ改め100億$メガネを発射

結果、4人全員がガネメ完了。世界が眼鏡と化した。

残り20.54秒時点で「ラーメンが混ざってきた」旨の緊急警告を発令。
最終的に“第二のガネメ”はガネメ度8倍をビュティ＆ヘッポコ丸の記憶に投入。
メガネ5重掛けツッコミによって、べーべべの洗脳が解除される。

――何一つ筋が通っていないが、確かに勝利した。

演出とパロディ

本エピソードは全体的に『エヴァンゲリオン』の演出をパロディしており、
「補完計画」や「暴走」「残り時間カウント」などの要素が随所に散りばめられている。
だがその“オマージュ”をも完全に粉砕するカオスの奔流によって、
読者・視聴者の理性も共に崩壊した。

要約すると

・サングラスを逆にかけると暴走（理性崩壊）
・全員にメガネをかけさせ再起不能にする
・世界がメガネで汚染される
・弟は猫になっていた
・最後は何かよくわからないけど勝った

評価・考察

「ギャグ漫画の暴走回は数あれど、ここまで“理性と構成を同時に破壊した”回は稀」。
ガネメはもはや技ではなく、カオスの純度100%を実現した状態異常である。

その結果、ボーボボ読者の8割が「自分もガネメってる」状態に突入したと言われている。

ユーザーの声

> 「意味がわからなすぎて笑いすぎて泣いた」 > 「エヴァどころか理性を破壊してきた」「ガネメ補完計画が一番怖い補完計画」 > 「ボーボボ世界に理屈を持ち込む愚かさを教えてくれた」 ――ガネメ、それは笑いと混沌の境界を越えた“眼鏡の神話”である。

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