ドラちゃん [異世界放浪メシ ]

基本情報

種族：ピクシードラゴン
職業：従魔
年齢：116歳（Web第110話時点）
契約者：ムコーダ
拠点：レオンハルト王国・カレーリナ
加護：戦神ヴァハグンの加護（Web121話／漫画第41章）
登場：Web110話、書籍版2巻、漫画第34章
CV：下野紘（ドラマCD）／村瀬歩（アニメ）

出会いと契約

イシュタムの森で空腹に耐えて彷徨っていたところ、ムコーダの作る餃子の匂いに釣られて出現。
食事に惹かれて自ら従魔契約を申し出るという、食欲全開の初登場であった。
漫画版では餃子のほかにおにぎりも食べている。
好物はプリン。スイほどではないが味覚は良く、食べ物への関心が非常に強い。

外見と種族特徴

ピクシードラゴンは小型種で、子ドラゴンと誤解されることが多い。
しかしドラちゃんは既に成竜であり、その戦闘力は勇者級と評される。
小柄ながら高い俊敏性と魔力を誇り、フェルたちに並ぶ主戦力となる。

能力とスキル

スキル：火・水・風・土・氷・雷魔法、回復魔法、砲撃、戦闘強化

・複合属性魔法を自在に操る万能型。
・体に魔力を纏い、高速突撃を行う“砲撃突進”が必殺技。
・俊敏だが防御力が低く、打たれ弱い一面も。
・偵察や空中支援を得意とする。フェル・スイ・ゴン爺加入前は唯一の飛行要員だった。

なお、回復魔法を習得しているが、
ムコーダの完全防御・スイのポーション性能などに埋もれてしまい、やや空気気味。

加護と強化

戦神ヴァハグンの加護を受けており、戦闘中はステータスが約1.5倍に上昇。
ムコーダ曰く「常時発動しているのか区別がつかない」とのこと。
漫画版では戦神によって「名前が変」と評される描写も。
加護によって高魔力火魔法使いとして鍛冶補助が可能になり、
スイの鍛冶能力をサポートできる設定が追加された。

性格と関係性

少年のようなやんちゃな性格で、自己主張が強く明るいムードメーカー。
フェルやスイに比べて短い付き合いながらも、ムコーダには深く懐いている。
頭に抱きついたり、ちょっかいを出したりとスキンシップも多い。
スイには兄のように接し、仲間想いな一面を見せる。
ただし、ドラゴン狂いのエルランドは苦手で、同じ悩みを持つゴン爺と意気投合した。

弱点

・寒さに極端に弱い。
・ブリクストダンジョン45〜46階層の雪原ではほぼ行動不能。
・ムコーダのイエティのマント入手まで、スイの鞄に入って運ばれていた。

トリビア

・フェルはかつて別個体のピクシードラゴンを討伐したが、
　「弱肉強食だから仕方ない」と割り切っている。
・戦闘シーンでは派手な魔法演出とスピード感で人気。
・ファンの間では「ムコーダの空飛ぶ息子」的ポジションとして愛されている。

総評

生意気で食いしん坊、でも仲間思い。
戦神の加護を受けた小竜・ドラちゃんは、『異世界放浪メシ』の中でも特に
“愛嬌と戦力のバランスが取れた従魔”として人気を博している。

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