ツボネ [ハンターハンター]

① 所属・基礎データ

【基本属性】
・名前：ツボネ
・所属／立場：ゾルディック家直属執事（シルバ直属）／執事養成所教官
・家族構成：孫＝アマネ
・登場作品：『HUNTER×HUNTER』
・CV：谷育子

【概要】
ゾルディック家に仕える長年の執事で、シルバから厚い信頼を寄せられている。
天を衝くような巨体を持つ老女で、右目にはモノクルを着用。
職務に忠実で私情を排し、家族であっても規律を守らせる厳格な性格を持つ。
ゴトーやカナリアなど若手執事の教育にも携わり、養成所では「ツボネ先生」と呼ばれている。
また、キルアを「キルアちゃん」と呼ぶ唯一の人物として知られる。

② 主要エピソード

ゾルディック家編およびアルカ編において登場。
キルアがアルカを連れて家を出る際、監視役として同行する。
キルアの判断を常に冷静に見守り、必要な場面では助言を与えるなど、家族と執事の中間的立場を担う。

また、シルバの命を受け、執事として家の秩序維持に徹する姿が描かれる。
老獪で抜け目がなく、ゾルディック家の理念を最も体現する存在の一人。
イルミやミルキのように他人の命を軽視する者を好ましく思っておらず、殺しにも「理」が必要だと考えている。

③ 能力・役割

【念能力：大和撫子七変化（ライダーズハイ）】
具現化系の念能力で、自身の肉体を基に乗り物を具現化する能力。
原動力は乗り手のオーラであり、ツボネ自身が操縦することはできない。
そのため、主に孫のアマネが操縦を担当し、移動や戦闘補助に用いられる。
乗り物には対応する武器も搭載されており、戦闘支援にも使用可能。
後に作中で定義された「相互協力（ジョイント）型」の念能力に分類される例として知られている。

【役割】
ゾルディック家の秩序維持と後進育成を担う中心的存在。
冷静かつ理知的な判断力を持ち、執事としての誇りと倫理観を貫いている。
その立ち振る舞いは、暗殺一家の中でも“理を重んじる者”として特異な立場を象徴している。

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