シュウ [北斗の拳]

プロフィール

【流派】南斗白鷺拳（なんと はくろけん）
【宿星】仁星（じんせい）
【使用技】誘幻掌（ゆうげんしょう）、烈脚空舞（れっきゃくくうぶ）、南斗烈脚斬陣
【身長】180cm　【体重】90kg
【スリーサイズ】120・89・100　【首周】42cm
【通称】南斗・仁の星の男／盲目の闘将
【関係者】ケンシロウ（恩人・弟子のような存在）／レイ（義星の拳士・親友）／シバ（息子）

概要

南斗六聖拳における“仁星”の男であり、脚技を主体とした南斗白鷺拳の伝承者。 その人格と慈愛、そして他者のために戦う姿勢から、しばしば**北斗のトキ**と並び称される人格者として描かれる。 修行時代、掟により処刑されかけたケンシロウを救うため、自らの両目を潰してその命を救った。
核戦争後は聖帝サウザーの圧政に抗う反帝部隊を率い、人々を守るため戦い続けた。 盲目となってもなお信念を曲げず、聖帝軍に捕らわれたのちもその心は折れなかった。

物語での活躍

・南斗十人組手の最終戦でケンシロウを下すが、掟を破って命を救うため自らの目を犠牲にする。
・核戦争後、サウザーの支配に抗う反乱軍を率い“盲目の闘将”として民を導く。
・ケンシロウ敗北後にサウザーへ挑戦するが、人質を取られ攻撃できず敗北。
・敗戦後はピラミッド建設の頂上石を担がされ、民の命を守るため命を賭して登りきる。
・最後はサウザーの矢を受けて絶命。最期に視力が戻り、ケンシロウの成長を見届けて息絶える。

> 彼の死はサウザー編の転機であり、ケンシロウがサウザーを討つ決意を固めるきっかけとなる。 > その魂は、南斗の“仁”そのものであった。

南斗白鷺拳（なんと はくろけん）

南斗聖拳の中でも脚技を主体とした異色の流派。 白鷺が舞うような軽やかで流麗な蹴りを特徴とし、空中戦を得意とする。 ただし手技を使う奥義も存在し、南斗孤鷲拳や水鳥拳と同様に多様な派生技を持つ。

主な奥義
・誘幻掌（ゆうげんしょう）— 相手の視覚を惑わせる幻惑掌撃。
・烈脚空舞（れっきゃくくうぶ）— 空中からの連続回転蹴り。ケンシロウがサウザー戦で追悼使用。
・南斗烈脚斬陣（なんとれっきゃくざんじん）— 多段蹴りの陣形攻撃。

『レイ外伝 蒼黒の餓狼』では派生流派「南斗翡翠拳（なんとひすいけん）」が登場し、 弟子カレンがシュウの教えを受け継いでいる。

人物像・信念

・盲目でありながら、心の目で人の善悪を見抜く聖者的存在。
・暴力が支配する世紀末でも、愛と仁の拳を貫いた。
・「光を守る者」として、命を懸けてケンシロウと民を導いた。
・息子・シバもまた、父の精神を受け継ぎケンシロウを助けている。

容姿

・髪型はレイに近い長髪で、前髪を一部残して後方に流す。
・髪色は作品によって白または淡い水色。
・顔には自ら潰した両目に十字状の深い傷痕が刻まれている。
・衣装は七分袖の上着に布の前垂れを付け、ゆったりとした装い。
・原作では紺、新劇場版では黄金色の衣を纏う。

モチーフと象徴

・モデルはトキ同様、イエス・キリストを意識しているとされる。
・“自らの犠牲によって他者を救う”構図は南斗仁星の象徴。
・白鷺は純粋・慈愛・再生の象徴でもあり、彼の拳そのものを象徴する。

ユーザーの声

> 南斗の“仁”を体現した聖者。己の目を捨ててまで弟子を救う姿が胸を打つ。 > サウザー戦の最期、「我が目に光を…！」の場面は北斗史屈指の感動シーン。 > レイと同じく“美しい死”を迎えた南斗拳士の代表格。

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