サイユウ [ハンターハンター]

所属・基礎データ

【基本属性】
・名前：サイユウ（Saiyu）
・所属／立場：ハンター協会 幹部／十二支ん（申）／防衛班所属
・職業：格闘家／賞金首ハンター
・派閥：改革推進 タカ派（クルック、ピヨンと同派）
・CV：Velo武田（2011年アニメ）

【概要】
十二支んの中では特に好戦的な性格で、粗暴で口が悪いが、戦闘能力は高い。
孫悟空を意識した衣装を身にまとい、如意棒を携えるなど、デザイン的にも「申」を象徴している。
会議中でも我が道を行く発言が多く、チードルやミザイストムら穏健派からは問題児扱いされている。

主要エピソード

【会長選挙編】
十二支んの一員として登場し、協会の内部議論ではパリストン寄りの発言を見せるなど、
改革派・タカ派の一角として行動。
粗野な言葉遣いと反骨精神が特徴で、自己主張の強さが際立っている。

【暗黒大陸編】
暗黒大陸渡航計画では、防衛班の一員としてボトバイ、カンザイとともに現場任務を担当。
「ビヨンドの監視は自分一人で十分だ」と豪語するなど、自信家な一面を見せている。
しかし、後にクラピカの念能力「ダウジングチェーン」により、ビヨンド側の内通者であることが発覚。
ビヨンド自身は関与を否定しており、実際にはパリストンとの結託が判明する。
その動機や詳細な経緯は不明のままである。

能力・役割／技能

【念能力：如意棒（仮称）】
伸縮自在の棒を操る武具系の念能力。
間合いを自由に変化させ、遠距離からの攻撃や防御を可能とする。
身体能力に優れたサイユウの格闘スタイルと相性が良く、
肉弾戦と道具操作を融合させた戦闘を展開する。

【念能力：三猿（仮称）】
相手の感覚や発話機能を奪う三匹の念獣を具現化する能力。
それぞれの念獣には以下の効果があるとされる。

・ミザル：攻撃に成功すると相手の視覚を奪う。
・キカザル：攻撃に成功すると相手の聴覚を奪う。
・イワザル：攻撃に成功すると相手の言語能力を奪う。

この三体を使い分けることで、敵の行動や意思疎通を封じることができる。
具現化型と操作型の複合能力である可能性が高く、
ゴレイヌの念獣のように遠隔操作するタイプか、ポットクリンのように接触型で取り憑くタイプかは不明。

人物像

・粗野で直情的だが、戦闘面では冷静な判断を見せることもある。
・自己中心的で組織よりも個の力を重視する傾向が強い。
・内通者としての一面から、協会への忠誠心には疑問が残るが、
　戦闘や現場処理の腕前は十二支んの中でも随一とされる。

読者の声（抜粋）

・「見た目も性格もまさに“悟空”ポジション」
・「裏切り者という展開に驚いた」
・「能力が視覚・聴覚・言語を封じるというのが面白い」
・「タカ派らしい好戦的キャラ。防衛班にふさわしい」

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