ケビン [テニスの王子様]

概要

アニメ版『テニスの王子様』に登場するアメリカ西海岸ジュニア選抜チーム所属のテニスプレイヤー。
13歳ながら驚異的な身体能力とセンスを持ち、主人公・越前リョーマの最大のライバルとして描かれる。
原作漫画には登場しないアニメオリジナルキャラクターであり、『新テニスの王子様』シリーズにも登場していない。

人物像

金髪碧眼の少年で、アメリカ西海岸チームのエース格。プライドが高く、勝負に対して極めてストイック。
リョーマと初めて対戦した際に圧倒的な実力差を見せつけられたことで強い執念を抱き、彼を探し求めるようになる。
その情熱と負けず嫌いの性格は、リョーマを強く意識するほどに彼自身の才能を開花させていった。

リョーマとの因縁

リョーマを探し出して再戦を果たした際には、一度は大量リードを許すも「無我の境地」に到達。
その後は互角のラリーを展開するが、最終的には惜しくも敗北。
この試合をきっかけに、ケビンはリョーマを真のライバルとして認め、互いに成長を誓い合う関係となった。

技・スタイル

・プレイスタイル：オールラウンダー（パワーとスピードを兼ね備える）
・特徴：俊敏なフットワークと爆発的なストローク、鋭いドライブショットが持ち味。
・作中では「無我の境地」に到達し、精神的な成長を果たした数少ない海外選手の一人でもある。

備考・メディア展開

・登場はアニメ版『テニスの王子様』終盤のオリジナルエピソード。
・『新テニスの王子様』のアメリカ代表チームとは無関係。
・二次創作ではリョーマとの再会・ライバル関係を描いた作品が少数ながら存在する。
・大和祐大など、アニメ限定キャラクターと同様の位置づけにある。

総評

ケビン・スミスは、“もう一人の越前リョーマ”とも言える存在。
実力・情熱・孤高の誇り――その全てがリョーマの鏡写しであり、
原作外ながらファンの記憶に強く残るアニメオリジナルの好敵手である。

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