グロリバース [ワンパンマン]

概要

名前：グロリバース（Groribas）
所属：暗黒盗賊団ダークマター 最上位戦闘員
災害レベル：竜（設定上）
初登場：『ワンパンマン』ボロス編（宇宙船内部）
特徴：植物的な外見と無数の牙を持つ戦闘型宇宙人。暗黒盗賊団における最前線の防衛役を担う。

外見

・乱杭歯のような牙が並び、全身は有機的な装甲で覆われた不気味な姿。
・複数の触手や蔦状の器官を持ち、まるで“動く食虫植物”。
・表情は読めず、口元の牙だけが印象的に描かれる。

性格

・極めてプライドが高く、他者を見下す傲慢な戦士。
・「誰も自分を倒せる者はいない」と豪語し、ボロス直属としての自信を隠さない。
・同僚であるゲリュガンシュプやメルザルガルドにも引けを取らない戦闘狂。

能力・技

【アシッドブレス】
・口から放つ高濃度の溶解液ブレス。触れたものを瞬時に溶かす凶悪な攻撃。

【ダブルバイト】
・上下の顎で挟み込む二重噛みつき攻撃。

【煉獄トゲ絞め】
・触手を絡ませ、相手の体を締め上げる拷問技。

【天空くびり裂き】
・跳躍から繰り出す斬撃技。相手を上空で切断する。

【スクリュー尻尾突き】
・螺旋状に回転する尻尾による突き刺し攻撃。

・この他にも20種以上の技を開発・習得している設定で、戦闘用知能も高い。

作中での活躍

・宇宙船に侵入したヒーローを迎撃するため、最初に登場。
・名乗り口上を上げ、自身の強さを誇示するも、対戦相手がサイタマであったため、技を披露する間もなく瞬殺される。
・「災害レベル竜」でありながら、一撃で倒されたことにボロスや他の幹部が驚愕。
・その死は、サイタマの異次元的な実力を際立たせる演出として機能した。

他幹部との関係

・ゲリュガンシュプ：テレパシー指揮官であり、戦略面を担当。グロリバースは戦闘特化。
・メルザルガルド：分裂・再生能力を持つ不死型戦士。耐久面では劣るが、火力ではグロリバースが上。
・三者の役割分担により、ダークマターの防衛網は完璧とされていた。

象徴性と演出

・グロリバースは“竜級怪人がサイタマに通じない”ことを視覚的に示す装置的キャラ。
・その誇り高き名乗りと、即死というギャップがシリーズ屈指のギャグ的瞬間として描かれた。
・強者の傲慢と、サイタマの「圧倒的無関心」が対照的に描かれた象徴的エピソード。

ユーザーの声

> 「名前だけは強そう」「技名の多さが逆に笑える」「サイタマのチートぶりを示す最高の噛ませ」と話題。

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