ギョロギョロ [ワンパンマン]

概要

所属：怪人協会（幹部）
災害レベル：竜
役職：参謀・情報統括
CV：子安武人
初登場：村田版『ワンパンマン』怪人協会編
特徴：全身が筋肉質な肉塊で構成された巨大単眼怪人。
　　　オロチの側近として、実質的に怪人協会の運営を担う知略型存在。

外見

・全身がうねるような肉体で構成され、中心に大きな単眼がある異形の姿。
・体格は巨大で、周囲の怪人を見下ろすほどのサイズを持つ。
・オロチの圧倒的な体躯の隣に立つため目立たないが、その存在感は支配的。

性格と立ち位置

・冷酷かつ合理主義者で、使えない怪人を容赦なく「肉キューブ」に変えて処分する。
・怪人協会の指揮・戦略立案を一手に担う参謀。
・常に冷静で、戦況を俯瞰しながら適材適所で戦力を配置する。
・一方で自身も強力な超能力者であり、戦闘にも直接介入可能。

能力

・重力操作：
　− 周囲の重力を数百倍に引き上げ、敵を地面に押し潰す超能力を持つ。
　− この重圧下では多くの怪人やS級ヒーローでさえ身動きが取れない。

・遠隔透視（千里眼）：
　− 自らの分身体を通じて広範囲の状況を監視可能。
　− 怪人協会全域の戦況をリアルタイムで把握し、作戦指示を行う。

・念動操作：
　− 物体や生物を自在に浮遊・圧縮・粉砕するサイコキネシス能力。
　− 肉塊やコンクリートを容易に変形させる精密な操作を見せる。

作中での活躍

・怪人協会の中核として、オロチの参謀兼補佐を務める。
・ヒーロー侵攻戦では全体指揮を担当し、戦況を的確にコントロール。
・ゾンビマンや童帝、タツマキらS級ヒーローの動向を分析して罠を張る。
・能力によって役立たずの怪人たちを「肉塊」に変える冷徹な一面を見せる。
・しかしその後、正体が超能力者・サイコスの“分身体”であることが判明。
・本体であるサイコスがオロチと融合することで、ギョロギョロは消滅する。

正体（サイコスとの関係）

・ギョロギョロは本体・サイコスの精神エネルギーが作り出した「分身体」。
・サイコスが肉体を捨て、怪人協会の中枢を遠隔支配するための器。
・そのためギョロギョロの思考・声・能力はサイコス本人の延長線上にある。
・ギョロギョロの死亡＝サイコスの“精神体の一部消失”を意味する。

象徴性

・怪人協会の“理性と支配”を象徴する存在であり、暴力の知的側面を体現。
・オロチが“肉体の怪物”なら、ギョロギョロは“頭脳の怪物”。
・その冷静な指揮と非情な合理主義は、ヒーロー協会の混沌と対照的に描かれる。

ユーザーの声

> オロチの影に隠れがちだけど、実質的な黒幕ポジション。
> サイコスの分身体と知った時の衝撃はシリーズ屈指。
> 子安ボイスの冷徹な指揮官ムーブが完璧すぎる。

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