エビル天然水 [ワンパンマン]

概要

所属：怪人協会（幹部）
災害レベル：竜
種別：液体生命体型怪人
初登場：怪人協会編（童帝戦付近）
外見：透明な液体状の身体に、眼球が2つ浮かぶ不定形のスライム状存在
特徴：感情・殺意を感知して反応する、制御不能の“自然発生型災厄”

外見と性質

・一見ただのスライムだが、内部に核となる液状の“心臓部”を持つ。
・目玉のように見える部分も実体ではなく、液体構造の一部に過ぎない。
・攻撃を受けても空気中や地面の水分を吸収して再生するため、物理的破壊では完全に倒せない。
・殺意や敵意を感知すると即座に反応し、対象を高圧の水流で貫く。

能力・戦闘力

・主な攻撃は高圧の「水鉄砲」：
　− 発射速度は音速を超え、S級ヒーロー・アマイマスクを一撃で貫通する威力。
　− 複数方向への同時射撃が可能で、制圧範囲は広い。
・敵の感情エネルギーを察知して巨大化・変異する性質を持つ。
・知性を感じさせる反応を示し、環境や他の怪人との“共生”によって進化する。

知性・共生関係

・リメイク版では、災害レベル「虎」の怪人「マッドドクターフィッシュ」と共生して誕生。
・ギョロギョロの実験で偶発的に生まれた存在であり、制御不可能と判断されアジト内の金庫扉で隔離されていた。
・凍結されて活動を停止した際には、近くにいた「ヘドロクラゲ」の油分を吸収して耐寒性を獲得。
・明確な意思は確認されていないが、戦闘中の行動には知能的判断が見られる。

作中での活躍

・怪人協会アジトの防衛存在として登場。童帝や駆けつけたヒーロー陣を圧倒。
・ムカデ長老・黒い精子らと同格の「竜」級怪人として認識される。
・サイタマに“普通のパンチ”を受けて一時的に消滅するが、生存を確認。
・再出現時には手のひらサイズに縮小しており、以前の巨大な体積は失われていた。
・その後もA級ヒーローを致命傷に追い込むなど、規模が小さくなっても脅威的な戦闘力を発揮。

弱点・行動原理

・強い感情や殺意を感知できなければ行動しないため、感情のない相手には無反応。
・その性質のため、キングに対しては“敵意が皆無”だったため攻撃できず敗北扱いに。
・凍結に弱いが、油分を吸収することで克服可能（適応進化）。

象徴性と評価

・感情を力の源とする“生物的AI”のような存在であり、シリーズでも屈指の不定形生命体。
・サイタマの物理を超えた攻撃でも“完全消滅しない”稀有な存在として描かれる。
・その本質は「意思なき殺意」であり、人類が感情を持つ限り滅びない“自然の敵”の象徴。

ユーザーの声

> 雑魚スライム見た目でS級を貫くギャップが最高。
> サイタマのパンチで死なない存在って地味にヤバい。
> 「キングに反応しない＝理性より感情を優先するAI」って構造が秀逸。

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