コムギの最期──静かすぎる“共死”の結末

『HUNTER×HUNTER』終盤でコムギは、王メルエムとともに「貧者の薔薇」の毒により命を落とす。
直接の死因はメルエムを介した毒の感染であり、王が既に致死量を超えていたため、接触を続けたコムギも同じ運命を辿った。
二人は囲碁を打ちながら最期の時を迎え、「もう一手打てますか」「もちろんです」という会話を交わしたのち、静かに息を引き取る。

1: 風吹けば名無し
あんな静かな死に方ある？ってくらい綺麗やった

2: 風吹けば名無し
戦争の果てに「盤上の会話」で終わるの最高の皮肉やと思う

3: 風吹けば名無し
メルエムの毒が移るって分かってて、コムギは離れなかったんよな

4: 風吹けば名無し
「一緒にいていいですか？」のとこで泣いたわ

5: 風吹けば名無し
コムギの死因＝愛そのものなんよ

6: 風吹けば名無し
貧者の薔薇っていう人間の兵器で、王と少女が一緒に死ぬ構図が皮肉効きすぎ

7: 風吹けば名無し
冨樫の「静寂の悲劇」演出が神すぎる回や

8: 風吹けば名無し
護衛軍のピトーたちが全員散った後に、王も人間として終わるのが完璧すぎる

9: 風吹けば名無し
毒で死ぬのにあそこまで穏やかな空気なのほんま異常や

10: 風吹けば名無し
コムギの目が見えない設定が逆に世界の残酷さをやわらげてる気がする

11: 風吹けば名無し
「毒＝人間の業」「死＝救い」って感じやな

12: 風吹けば名無し
王が最後に“名前”を持って死んだのもコムギのおかげやし

13: 風吹けば名無し
「最後まで一緒にゲームを打つ」って愛の形として完璧やろ

14: 風吹けば名無し
コムギの死が悲しいんじゃなくて、静かに“美しい”んよな

15: 風吹けば名無し
爆弾でもなく戦いでもなく「盤上で終わる戦争」、冨樫らしすぎる

16: 風吹けば名無し
死因が“感染”ってのも象徴的やな、人間の罪を共有した形や

17: 風吹けば名無し
毒が「人間の兵器の象徴」で、それが“愛を殺す”って構図がすごい

18: 風吹けば名無し
あそこまで悲惨なのに、救いがあるのが不思議な回

19: 風吹けば名無し
メルエムが“王”から“人間”になって死ぬ流れ、完璧すぎる構成やった

20: 風吹けば名無し
コムギも恐怖とか苦痛の描写ゼロで逝くのが逆に重い

21: 風吹けば名無し
「一緒に死ぬ」じゃなく「一緒に過ごす」を最後まで貫いてるの好き

22: 風吹けば名無し
囲碁の音が途切れる瞬間が一番泣けた

23: 風吹けば名無し
このシーンの静けさが、ピトーの死と対になってる感じあるよな

24: 風吹けば名無し
コムギの死因＝人間の作った毒、でも本人は人間の良心の象徴

25: 風吹けば名無し
メルエムが「コムギ、そばにいてくれ」って言うとこで全読者死亡

26: 風吹けば名無し
死の直前まで囲碁打ってるのが、冨樫の狂気と優しさの両立やと思う

27: 風吹けば名無し
“愛による感染死”って文学的すぎる設定やな

28: 風吹けば名無し
この結末でキメラアント編が神格化されたのも納得やわ

29: 風吹けば名無し
人間の兵器で怪物が死に、人間の優しさで人間が死ぬ、対称構造すぎる

30: 風吹けば名無し
静かに寄り添って死ぬラスト、ジャンプ史上でも屈指の余韻やと思う