ジャイロ=コアラ説って結局どうなん?
一部で「コアラ=ジャイロでは?」という説が語られるが、
原作時系列・設定的には一致しない。
ジャイロは女王健在時に既にNGLを脱出しており、コアラはその後に人間を撃ち殺し蟻化した殺し屋個体。
共通するのは“罪と贖いの自覚”という哲学的モチーフのみである。
1: 風吹けば名無し
コアラ=ジャイロ説、雰囲気だけで言われてるよな。
2: 風吹けば名無し
確かに台詞が似てるけど、時系列が全然違うんよ。
3: 風吹けば名無し
ジャイロは女王が健在の頃にNGL抜け出してる。
4: 風吹けば名無し
コアラは女王の食料ラインの人間やから、後の世代やね。
5: 風吹けば名無し
だから同一人物説は物理的に無理や。
6: 風吹けば名無し
ただ“悪意を理解してしまった存在”って点では共鳴してる。
7: 風吹けば名無し
あのモノローグの静けさ、ジャイロの語りと構造似てたのは確か。
8: 風吹けば名無し
コアラ自身も罪の意識で立ち止まるキャラやしな。
9: 風吹けば名無し
人間時代、少女を撃ち殺して蟻になった過去がある。
10: 風吹けば名無し
その少女がカイトの転生体やから、地味に因果の象徴。
11: 風吹けば名無し
冨樫的に“悪意と贖罪”の対比をコアラで再演した感じやと思う。
12: 風吹けば名無し
ウェルフィンとブロヴーダの会話でコアラ想起する読者多かったのも分かる。
13: 風吹けば名無し
でもブロヴーダが思い出したのは“人間の頃の感情”や。
14: 風吹けば名無し
ジャイロとは直接関係ない、テーマの重なりやね。
15: 風吹けば名無し
冨樫はあえてキャラを通して“似た構造の心”を繰り返してる。
16: 風吹けば名無し
ジャイロ=悪意を広める者、コアラ=悪意を悔いる者。
17: 風吹けば名無し
まさに“同じ闇から別の方向に進んだ二人”って対比やな。
18: 風吹けば名無し
コアラの語り口もどこか人間臭くて、異様にリアルやった。
19: 風吹けば名無し
冨樫がジャイロ回を再構成したオマージュ感はある。
20: 風吹けば名無し
ジャイロが世界へ悪を広め、コアラがその後悔を抱く。綺麗な対だよな。
21: 風吹けば名無し
蟻の中でも“罪の自覚ある個体”ってコアラしかおらんし。
22: 風吹けば名無し
台詞の響きが似てるのは、冨樫の意図的リンクやと思う。
23: 風吹けば名無し
でも本人が同一って説は完全否定でOK。
24: 風吹けば名無し
ジャイロはまだどこかで動いてる。コアラは“贖罪に留まる”側。
25: 風吹けば名無し
冨樫、悪意と悔恨を別々の蟻で描き分けたの天才やわ。
26: 風吹けば名無し
“似た思想”と“同じ存在”をわざと混ぜる演出っぽい。
27: 風吹けば名無し
だからこそ読者が「似てる」と感じる余白を残してるんや。
28: 風吹けば名無し
どっちも“人間の罪”を背負ってるけど、方向が正反対。
29: 風吹けば名無し
結論:コアラはジャイロではない。だが、冨樫が“悪意の系譜”を繋ぐための思想的鏡像キャラ。
30: 風吹けば名無し
同一人物ではなく、“同じ闇から生まれた別の物語”や。
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