脇

腕の動きによる形の変化
脇は腕の角度によって大きく形が変わります。腕を下げているときはしわができ、上げると広がります。ポーズに応じて筋肉や皮膚の伸縮を意識すると、自然な表現が可能になります。
肋骨とのつながりを意識する
脇の下は肋骨につながっているため、単独で描くのではなく、胸や背中との関係を考慮することが重要です。特に細身の体では肋骨の形がわずかに見えることがあり、リアルな表現につながります。
影の入れ方で奥行きを出す
脇の部分はくぼみができやすいため、適度に影を入れることで奥行きが生まれます。影を濃くしすぎると不自然になるため、柔らかくグラデーションをつけると、より自然な仕上がりになります。
筋肉の流れを考慮する
脇には大胸筋や広背筋がつながっており、筋肉の付き方によって形が変わります。鍛えられた体では筋肉がはっきりと出ますが、女性らしい柔らかい脇を描く場合は、筋肉の線を控えめにするとバランスが取れます。
皮膚の質感を丁寧に描く
脇は皮膚が薄く柔らかい部分なので、滑らかなラインを意識すると自然な印象になります。しわの入り方や微妙な色の変化を表現すると、よりリアルで美しい仕上がりになります。