帆糸ロマ [東京グール]
帆糸ロマ（ほいとろま）は『東京喰種』『東京喰種:re』に登場する、表と裏の顔を併せ持つ謎多き女性喰種である。
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概要
CV：三森すずこ
所属：あんていく（表）／ピエロ（裏）
出身区：19区（のちに20区あんていくへ）
レート：A → SSS（正体判明後）
年齢：不明（実年齢51歳）
人物像
カネキに憧れて19区からやってきたあんていくの女性従業員。
ドジっ娘要員であり、割った食器の数は「かつてのトーカの記録を上回る」と言われるほど。ニシキには「クソドジ」と呼ばれていた。
明るくおっとりした性格に見えるが、その裏では異常な残酷性と美意識を秘めている。
アニメ版では漫画版よりもやや大人びたデザインで描かれている。
東京喰種:reでの活躍
実は謎の喰種集団「ピエロ」のメンバーであり、オークション編ではウタらと共に人間オークションの司会を務める。
ドジっ娘キャラは健在だが、戦闘力は非常に高く、多数の捜査官を一人で撃破する描写がある。
カネキに対して歪んだ愛情と執着を持つ一方で、佐々木琲世を激しく嫌悪し、「死んでほしい」とまで発言している。
そのためニコと共にカネキの復活を画策する姿も見られる。
あんていくで働いていた理由は明かされておらず、スパイ説も浮上している。
正体（ネタバレ注意）
ロマの正体は、ピエロの創設者その人である。
本人曰く「いたいけな女の子」だが、実年齢は51歳。
親のいない孤独な幼少期を過ごし、退屈しのぎに人間・喰種を問わず殺し続けていたという。
やがて平坦な日々への飽きと人間社会への嫉妬から、享楽主義者の集う「ピエロ」を創設。
しかし彼女が創設者であることは、CCGはおろか他のピエロメンバーすら知らない。
アオギリの樹によるコクリア襲撃時に脱走した「SS級ピエロ」もロマであり、当時は「ジプシー」と呼ばれていた。
改名の回数は数えきれないほど多く、「ロマ」という名も「ジプシー」に代わる呼称として使われている。
うろんの母
最終的にロマは、SSSレート喰種「うろんの母」へと変貌する。
巨大な植物のような肉塊から手が生えたような異形の姿となり、その外見はまるで隻眼の梟をも凌ぐ怪物。
喰種の枠を超えた存在ともいわれ、もはや“喰種とは何か”という定義を揺るがすレベルである。
過去には和修常吉（元総議長）と因縁があり、彼によって一度討伐された経験もある。
性格と思想
享楽主義的かつ極端な虚無主義者。退屈を何より嫌い、破壊と混沌を“娯楽”として楽しむ。
同時に他者の絶望や痛みに美を見出す倒錯的な価値観を持つ。
その中でもカネキに対しては特別な興味を抱き、彼の苦悩や変貌を「美」として崇めている。
ユーザーの声
> ロマがピエロ創設者だった衝撃はシリーズ屈指。
> 表のドジっ娘と裏の狂気のギャップが最高に怖くて魅力的。
