天童寺さりな [推しの子]

概要

CV：高柳知葉
演（実写ドラマ）：稲垣来泉
年齢：享年12歳（生前）／星野アイと同い年
病名：退形成性星細胞腫（悪性脳腫瘍）
出身地：宮崎県高千穂町
初登場：第1話（回想）
関係人物：雨宮吾郎（主治医）／星野ルビー（転生後の姿）

人物像と背景

・幼少期から病弱で、4歳で悪性脳腫瘍を発症。以後は病院で人生の大半を過ごした。
・両親は娘の病を受け止めきれず、ほとんど見舞いにも来なかったため、孤独な入院生活を送る。
・担当医の研修医・雨宮吾郎（後のアクア）に懐き、彼を「せんせ」と呼んで慕っていた。
・明るく健気な性格で、病院の中でも常に前向きに振る舞う姿が印象的。

アイドルへの憧れと「推しの原点」

・デビュー初期のB小町の熱狂的ファンで、特に星野アイ推し。
・病室のテレビ前にはB小町グッズを並べ、ライブ映像を繰り返し視聴していた。
・唯一の外出は、体調の良い日に行けたB小町のライブ見学。
・その純粋な「推し活」こそ、吾郎にとってアイドルの“生きる力を与える存在”を理解する原点となる。

最期と転生

・12歳で死去。看取りは両親ではなく、吾郎が担当した。
・最期にアイのアクリルキーホルダーを吾郎へ形見として託す。
・死後約4年後、アイの娘・星野ルビーとして転生し、かつての“推し”と“せんせ”の記憶を宿す。
・この転生構造により、『推しの子』全体の物語が始動する。

吾郎との関係

・恋慕を抱いて度々「結婚して」と求婚していたが、吾郎には軽くいなされていた。
・しかし彼女の存在は、吾郎の人生観を根底から変え、アイ推しへと導く“原初の推し”となる。

象徴と演出

・「推しの力が生きる意味を与える」というテーマの起点。
・死と再生、憧れと報いを繋ぐ“輪廻の核”として描かれている。
・アニメ第1話の看取りシーンは、静寂と優しさの演出が際立ち、シリーズ全体の感情的支柱となっている。

ユーザーの声

> ルビーの“前世”と知ってから涙が止まらない。
> せんせとさりなの関係が優しくて切ない。
> 彼女の死が物語の全ての始まりなのが尊すぎる。

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