千歳ミユキ [テニスの王子様]

プロフィール

学年：小学4年生（OVAでは小学6年生）／在住地：宮崎県
家族構成：兄・千歳千里
利き腕：左利き
口癖：「〜だっちゃ」
愛用品：兄と同柄のキャップ、ペロペロキャンディ

人物と概要

手塚国光が療養で宮崎に滞在していた際に出会った少女。
快活で人懐っこく、南国の太陽のような明るさを持つ。
兄・千歳千里と同様にテニスセンスがあり、小学生ながら大会出場レベルの実力を誇る。

強気で負けん気が強いが、同時に優しい心を持ち、 イップスに苦しむ手塚を真っ直ぐに励ました。

特に、手塚が獅子楽中の部員たちからリンチまがいの試合を受けた際、 怒りに燃え単身で立ち向かい、その行動で自身もイップスを克服。 結果的に手塚が再び立ち上がるきっかけを作った。

手塚国光との関係

初対面時から「ドロボウの兄ちゃん」と呼び懐く。
手塚がラケットを取り戻す過程で彼に憧れ、次第に淡い恋心を抱くようになる。
彼女のまっすぐな想いと行動は、無言実直な手塚にとって 「再び戦うための光」として機能した。

性格と特徴

・明るく快活で、情に厚い。
・負けず嫌いで強気。兄譲りの“気迫”を持つ。
・左利きのプレイヤーで、打球感覚は鋭い。
・根性と度胸で逆境を打ち破るタイプ。

メディア展開

『OVA テニスの王子様 全国大会編』で登場。
『ミュージカル テニスの王子様4thシーズン 青学VS立海』では、 シリーズ初の「女性キャストによる正式出演キャラ」として舞台化（Wキャスト）。
これまで男性俳優が兼役を担ってきたテニミュ史において、 転換点となる存在でもある。

総評

千歳ミユキは、“小さな妹”でありながら“救いの象徴”。
その行動は、理想のテニスを追い詰めていた手塚に「情熱の意味」を思い出させた。
無垢で強く、まっすぐな南国の少女──彼女の笑顔は、 テニスという修羅場に咲く一輪の向日葵である。

閉じる