レイナ [北斗の拳]

概要

登場作品：『真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章』『ラオウ外伝 天の覇王』ほか
出身地：修羅の国
通称：双剣のレイナ
役職：拳王軍親衛隊隊長
CV：柴咲コウ（劇場版）／中原麻衣（アニメ『天の覇王』）
関係者：兄ソウガ、ラオウ、サクヤ、マミヤ

人物像と立ち位置

・修羅の国で育ち、兄ソウガと共に死の海を越えてラオウの覇道に協力した女戦士。
・武芸十八般に通じ、剣術においては拳王軍随一の腕前を誇る。
・拳王軍結成後は親衛隊の指揮官として、軍略・護衛の両面でラオウを支えた。
・オレンジ色の長髪に白い甲冑とマントを纏い、首には幼少期にラオウから贈られたネックレスを下げている。
・生真面目で情熱的な性格。任務に忠実だが、ラオウへの想いが時に判断を狂わせる一面も描かれる。

武装と戦闘スタイル

・外伝『天の覇王』では白鞘の二刀（日月双刀）を携えた双剣流。
・劇場版『殉愛の章』では一振りのサーベルを用い、重厚な一撃を重視する剣技を披露。
・拳法ではなく純粋な剣技を極めた“武芸十八般の女”。
・敵の隙を見抜く洞察力にも優れ、前線指揮官としても活躍した。

劇中での活躍

『ラオウ外伝 天の覇王』
・生真面目で感情の起伏が激しく、ラオウへの想いを隠しきれない女性として描かれる。
・ダガールに捕らわれ監禁されるが、マミヤによって救出される。
・ユダの策謀で孤立した拳王府を、サクヤと共に聖帝軍の包囲から死守。

『真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章』
・聖帝十字陵の戦いで、聖帝軍の矢を背に受け瀕死となる。
・ラオウの秘孔術により一命を取り留め、トキとリンを介して「修羅の国で待つように」と告げられる。

『ラオウ伝 激闘の章』
・ケンシロウとの最終決戦に赴いたラオウの帰りを、赤鯱と共に港で待ち続ける。
・遺灰となって帰還したラオウを前に「おかえりなさい」と呟き、静かに涙を流す。
・その後、赤鯱の船で修羅の国へ帰還する途中、遺灰の一部を海へと流し、水葬として弔った。

人物関係と象徴性

・兄ソウガとは共にラオウの覇業を支えた“忠義の兄妹”。
・ラオウに対しては主従を超えた情を抱くが、最後まで想いを告げぬまま貫き通した。
・その純愛と武人の誇りが、作品タイトル「殉愛の章」の根幹を成している。

メタ的補足

・原作漫画には登場しない劇場版オリジナルキャラクターだが、
　“ラオウを支えたもう一人の女性”として北斗世界の補完的存在となった。
・ファンからは「北斗随一の女剣士」「北斗のジャンヌ・ダルク」と称される。

ユーザーの声

> 「ラオウの覇道に寄り添った、静かで強い女性。」
> 「彼女の“おかえりなさい”は北斗シリーズ屈指の名場面。」
> 「拳ではなく剣で愛を貫いた、もう一人の北斗の魂。」

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