ラルゥ [呪術廻戦]

概要

CV：速水奨
演（舞台）：北村海
年齢：28〜29歳（夏油と同い年）〔準公式〕
一人称：私
所属：夏油傑一派（元幹部）→渋谷事変後は離脱〔作中描写〕
出自：夏油が海外でスカウトした“助っ人外国人”〔作中描写〕
立場：サブリーダー格／仲裁役・まとめ役

人物像・立ち位置

・短い金髪＋水色カチューシャ、ハートのニプレスに上半身裸・素足という強烈なビジュアル。
・真冬でも同じスタイルで過ごし、菜々子から「寒くないの？」と突っ込まれるほどのマイペース。
・完全な女言葉で話すオネエキャラで、夏油と初対面時の感想は「あら、いい男」。彼に惚れて力を貸すようになった。
・夏油に心酔しているが、非術師への嫌悪ではなく“夏油個人を王にする”ために一派へ参加した点でミゲルと同系統。
・組織内では家族意識が強く、ミミナナと菅田・祢木の一触即発を一喝で止め、「道が違ってもいつかまた家族として食卓を囲む」と諭すなど、実質的なサブリーダーとして振る舞う。
・渋谷事変時は、経緯不明ながら特級術師・九十九由基と行動を共にしている。

戦闘能力・基礎スペック

・0巻〜本編中盤までは戦闘描写がなく、術式は不明だった。
・宿儺との最終決戦で参戦し、ミゲルと共に高専側へ加勢。
・宿儺の攻撃や斬撃を回避し、黒閃を受けても即死しない身体能力を見せるなど、基礎的な強化術に優れる。
・ミミナナ達を一喝した際には声だけで空気を震わせ、アニメ版では遠くの蠅が落下する描写が付くほど“声の圧”も強い。

術式：心身掌握（ハートキャッチ）

— **基本効果**：
対象を“仮想の手”で掴む術式。
仮想の手は宿儺の体躯を覆えるほど巨大で、破壊されても何度も再生可能。

— **リスク・制約**：
仮想の手に加えられたダメージの10分の1がラルゥ本人の手に還元される。
攻防に優れる一方、長期戦では本人への負担が蓄積する危険を抱える。

— **応用例**：
・出現位置は任意指定が可能で、自分の脚を掴ませて瓦礫を避けるなど、機動補助にも使用。
・宿儺からは「特に面白味のない術式」と評されたが、真価は別の部分にある。

心を掴むハートキャッチ

・仮想の手は肉体だけでなく「心」をも掴むことができる。
・一度心を掴まれた対象は、文字通り“心を鷲掴み”され、意識がラルゥに惹きつけられる。
・宿儺戦では、自身に宿儺の注意を向けさせることで決定的な隙を作り、虎杖の黒閃と覚醒をアシストした。
・この時、宿儺の瞳がハート形になっており、「宿儺に愛を教えたのはラルゥ」と一部読者にネタにされている。

代表エピソード

・百鬼夜行〜夏油一派時代：夏油に惚れて一派へ参加し、幹部としてミゲルやミミナナ達をまとめる。

・渋谷事変：理由不明のまま九十九と行動を共にしている姿が描かれ、後の高専側参戦への布石とも受け取れる。

・宿儺最終決戦：ミゲルと共に高専側に加勢し、宿儺の猛攻を凌ぎつつ「心身掌握」で宿儺の意識を引き付け、虎杖の覚醒のきっかけを作る。
　黒閃で大ダメージを負うも、最終的に生存が確認される。

人間関係

・夏油傑：一目惚れレベルで惚れ込み、「夏油個人を王にする」ために力を貸していた存在。夏油死後は一派を離脱するが、彼と仲間達を“家族”として今も弔っている。

・ミゲル：同じく夏油に付き従った助っ人外国人仲間。宿儺戦では再びタッグを組んで参戦。

・ミミナナ／菅田真奈美／祢木利久：対立しかけた彼らを一喝して止め、将来の“再会の食卓”を諭したことからも、兄貴分・姉御分的ポジションがうかがえる。

・虎杖悠仁：直接の面識は薄いが、宿儺戦で命懸けの“心身掌握”を使い、虎杖の黒閃と覚醒を後押しした“影の恩人”。

・宿儺：戦いの敵でありながら、術式で“心”を掴んだ稀有な相手。瞳をハートにさせたことから、読者の間では妙な意味で記憶に残る組み合わせとなっている。

ユーザーの声

> “元敵オネエが主人公覚醒のトリガーになるの、呪術らしすぎて好き”
> “心身掌握って名前といい効果といい、演出が全部テーマに噛み合っててかっこいい”
> “夏油の『家族』を最後まで家族として扱ってくれるラルゥ、めちゃくちゃ頼れるサブリーダー”

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