マミヤ [北斗の拳]
マミヤは『北斗の拳』に登場する女性戦士であり、レイの想い人としても知られる。村を守るため女を捨てて戦い続けたが、愛する者の死を経て“女として生きる”強さを取り戻す。
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概要
【流派】独自の戦闘術（娥媚刺・ヨーヨーを武器とする）
【年齢】初登場時20歳前後
【出身】両親が開墾した村（名は不明）
【関係者】弟・コウ／ケンシロウ／レイ／ユダ／バット／アスカ（託児）
【主な武器】娥媚刺（がびし）／刃付きヨーヨー
【初登場編】牙一族編（中盤以降：ユダ編・拳王編にも登場）
人物像
強靭な意志と深い情愛を併せ持つ女性戦士。 両親を殺された復讐心から「女を捨てた」と自負するが、 本質は仲間を思いやる優しい人物であり、戦いの中で人としての心を取り戻していく。
その容姿はケンシロウの恋人ユリアと瓜二つで、出会った際ケンシロウが動揺を隠せなかったほど。
原作では黒髪〜褐色髪、アニメでは赤髪のロングヘアで描かれる。
来歴と主な活躍
●【過去】 20歳の時、南斗六聖拳・ユダに両親を殺害され拉致されるが、自力で脱出。
以後は村の守護者として、武器を手に戦士として生きる決意を固める。
●【牙一族編】 用心棒募集を通じてケンシロウ・レイと出会う。
人質救出のため自らを“ケンシロウの婚約者”と偽って敵陣に潜入し、 果敢に戦うも捕縛され、重傷を負う。
ケンシロウ・レイの奮闘により村は救われ、彼らと行動を共にする。
●【トキ救出～拳王編】 カサンドラの情報を掴み、トキ救出に同行。 この時トキより「死兆星を見ている」と指摘され、自らの余命を悟る。
後に拳王ラオウと対峙するトキを庇い、無謀にもラオウに挑む。
この際、レイから自身への秘めた想いを知らされる。
●【ユダ編】 薬の街メディスンシティーで拷問を受けるがケンシロウ・レイに救出される。
背中に刻まれた「UD」の烙印によりユダに囚われた過去が露見し、 自身の穢れを恥じてレイの愛を拒む。
その後、再び現れたユダに捕らえられ、レイは彼女を救うため命を賭す。
レイは勝利するも命を落とし、彼の遺言「女として生きろ」を受けて涙ながらに立ち上がる。
この瞬間、彼女の頭上から死兆星が消える。
以後の登場
・レイの死後はその墓を守り続ける。
・ケンシロウにアインの娘アスカを託され、母代わりとして面倒をみる。
・後年、バットと共にボルゲ討伐へ参戦し、戦士として生き続ける。
性格・信条
・表向きは冷徹で気丈だが、心は人一倍繊細。
・愛する者を守るために自らの命を投げ出す献身的な人物。
・「女を捨てた」と語る一方で、レイの想いを通じて“女としての尊厳”を取り戻す。
武器と戦闘技
・娥媚刺（がびし）：鋭利な刃のついた短槍状の武器。間合いの長さを活かした連続攻撃を得意とする。
・ヨーヨー：刃付きヨーヨー。接近戦・攪乱・拘束に使用。
レイとの関係
・ユダに奪われた過去を背負いながらも、レイの献身によって“愛される強さ”を知る。
・レイの最期の言葉「女として生きろ」は、彼女の生涯の指針となる。
ケンシロウとの関係
・初対面ではケンシロウを攻撃するほど警戒していたが、 次第にその強さと優しさに惹かれる。
・ユリアに似た容姿のため複雑な感情を抱くが、最終的には戦友としての信頼を選ぶ。
容姿
黒髪または赤髪のロングヘア、均整のとれた体躯。 戦闘時は露出の多いボディスーツにスカーフを羽織る。 表情は凛々しくも哀愁を帯び、戦場の中で輝く美しさを放つ。
所感・推しポイント
> ユリアとは異なる形で“愛と再生”を体現したヒロイン。 > 女を捨てた戦士が“女として生きる”意味を悟る姿は、北斗史上最も人間的な成長譚。
関連項目
・レイ／ユダ／ケンシロウ／トキ／牙一族／アイン・アスカ／北斗の軍
