ヒソカ=モロウ

ヒソカ(Hisoka Morow/ヒソカ=モロウ)は『HUNTER×HUNTER』に登場する変化系能力者で、奇術師(マジシャン)を名乗る謎多きハンター。

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所属・基礎データ



・初登場:ハンター試験編(第287期受験者)
・立場:プロハンター/元幻影旅団メンバー(No.4)
・生年月日:6月6日(年齢不詳)
・身長:187cm/血液型:B型
・特徴:ピエロ風メイク、赤茶色の髪、♠︎や♡の語尾を用いる独特の話し方
・性格:気まぐれで掴みどころがなく、強者との命懸けの戦いを愉しむ戦闘狂
・主な登場章:ハンター試験編/天空闘技場編/グリードアイランド編/王位継承戦(裏動向)

主要エピソード



ヒソカはハンター試験に二度参加し、287期でゴン・クラピカ・レオリオらと出会う。
試験中に数多くの受験者を殺害するが、試験官を殺しかけ失格になった前歴を持つ。
その後、ゴンを“将来の獲物”と見定め、彼の成長を楽しむために生かし続けている。

天空闘技場では幻影旅団のクロロと戦うため一時的に団員に偽装入団(No.4)。
クロロの除念を待ち続け、グリードアイランドでは除念師を探し出すなど策略家としての面も見せる。

ついに天空闘技場でクロロとの死闘に臨むが、多数の能力を組み合わせたクロロの連携戦法の前に敗北。
爆発と酸欠によって一度は死亡するが、自らの念を利用して死後蘇生するという異例の行為で復活。

復活後は「闘う相手と場所を選ばない」と宣言し、幻影旅団全員の抹殺を決意。
その直後にコルトピとシャルナークを殺害し、蜘蛛狩りを開始した。

能力・役割



ヒソカの念系統は変化系。
彼の能力は一見地味だが応用性が極めて高く、本人の戦闘センスと戦略眼によって恐るべき戦闘力を発揮する。

■ **伸縮自在の愛(バンジーガム)**
自身のオーラをゴムとガムの性質を併せ持つ物質に変化させる。
粘着・弾性を自由に操作でき、攻防・移動・拘束など用途は多彩。
一度貼り付けると相手が剥がすことは困難で、近接戦では圧倒的な優位を誇る。

■ **薄っぺらな嘘(ドッキリテクスチャー)**
オーラの質感を変化させ、表面に偽の模様や質感を再現する。
肌や紙などに適用し、偽装・変装・証拠隠滅などに使用可能。
この能力により、戦闘後の傷跡や欠損を覆い隠すこともできる。

両能力とも直接的な攻撃力は持たないが、戦闘IQの高さによりあらゆる状況に対応可能。
死後の念をも利用して蘇生したことから、彼の執念と念制御の精密さは異常な水準にある。

読者の声(抜粋)



・「冷酷さと茶目っ気の境界を歩く最強のエンターテイナー」
・「戦闘描写の演出が常に芸術的。戦いを“ダンス”と呼ぶ狂気が美しい」
・「死後も笑って帰ってくる男。冨樫世界で最も生きている死者」