セミ

がっしりとした胴体
　胸部が大きく、全体的に重厚感のあるフォルムで、葉や木にしっかりしがみついている姿がよく描かれます。
透明な羽と網目模様
　羽はガラスのように透けていて、細かい翅脈（はみゃく）が網目状に広がっているのが特徴です。
暗めの褐色系の配色
　アブラゼミなら黒と茶、ミンミンゼミなら明るめの緑など、種ごとに異なる自然な色合いで描かれます。
夏の自然背景
　セミの定番である木の幹、葉、空、入道雲などと一緒に描かれ、夏の情緒が強く表現されます。
鳴くポーズや脱皮の瞬間も
　羽を震わせて鳴く姿や、殻から出る羽化のシーンなど、生態に基づいた構図が選ばれます。