スネック [ワンパンマン]

概要

所属：ヒーロー協会（A級38位）
ヒーローネーム：蛇咬拳のスネック（リメイク版）
初登場：原作第10撃目（サイタマの入協セミナー回）
外見：スネ夫を彷彿とさせる髪型（原作）→自然なショートヘア（リメイク）
服装：白スーツ→蛇柄スーツ（怪人の革製）

人物像

・表向きはスマートな紳士風ヒーローだが、内面はやや小心者。
・新人のサイタマに嫉妬し、セミナー後に「模擬戦」と称して挑むも瞬殺される。
・その後の挫折を経て、深海王戦・格闘大会を通じて成長。
・ヒーローとしての誇りと使命感を取り戻していく姿が描かれる。

性格

・プライドが高く、初期は他者を見下す傾向があった。
・だが、民間人を守るためなら恐怖を押し殺して戦う勇気もある。
・トーナメント以降は「誰かがやるなら自分がやる」という信念を持つようになる。

戦闘能力

・拳法「蛇咬拳（じゃこうけん）」の使い手。
・相手の攻撃を受け流し、反撃に転じる柔軟な格闘スタイル。
・防御技「蜷局（とぐろ）受け」は打撃を逸らす独自の回転防御法。
・必殺技：蛇の顎を模した「諸手突き」（正式名称不明）。
・深海王の初撃を回避するなど、反射神経と間合いの見切りに優れる。
・着用スーツは倒した蛇型怪人の革製で、切創や噛みつきを弾く耐性を持つ。

主要エピソード

●サイタマ入協セミナー（初登場）
サイタマとジェノスの態度に腹を立て襲いかかるも完敗。自尊心を打ち砕かれる。

●深海王襲撃
避難民を守るため立ち向かうも敗北。S級でも苦戦した相手のため、敗北は責められない。

●格闘トーナメント編（リメイク版）
蛇咬拳代表として出場。ゴウケツ乱入時にはイナズマックスと共闘。
スイリューを逃がすため命懸けで時間を稼ぎ、その姿勢がスイリューを奮起させた。

●原作版110撃目（協会不正事件）
怪人討伐を依頼されるが、実際には協会幹部の裏取引による隠蔽工作だった。
童帝から真相を聞き、協会の腐敗を知る重要人物となる。

信念と変化

・「勝てない戦いでも逃げない」姿勢を後年は貫くようになる。
・初期の臆病さと打算的な面が消え、真の意味で“ヒーロー”に覚醒。
・スイリューやイナズマックスに影響を与えた精神的支柱的存在。

名台詞

「盾にされるくらいなら正面から戦ってやるッ！」
—格闘大会での発言。恐怖を越えた決意を象徴する一言。

象徴性

・スネックは「凡人が理想を捨てずに戦う姿」を体現する存在。
・作中でもっとも“人間らしいヒーロー”として描かれ、サイタマや無免ライダーと同様、
　「弱者の中の強者」を象徴している。

ユーザーの声

> 「最初は嫌なやつだったのに、今は一番共感できる」
> 「スイリューに影響与えたの熱い展開」
> 「蜷局受けの動きが渋すぎる」
> 「協会の腐敗を知る立場になったのが興味深い」
> 「A級最下位でも、心はS級」

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