冨樫「メルエムはフリーザとセルを意識して作った」

冨樫義博は「メルエムのデザインはフリーザとセルを意識した。個人的に好き」と公言している。
“完全体”を象徴するセル、“悪の王”を体現するフリーザ。その2者の要素を融合し、
冨樫は「進化の終点でなお人間を理解しようとする存在＝メルエム」を誕生させた。

1: 風吹けば名無し
なるほど、たしかに輪郭とか筋肉バランスがセル系なんよな。

2: 風吹けば名無し
あの“昆虫＋人間”の合成デザイン、セルの遺伝子感じる。

3: 風吹けば名無し
“完全体”ってコンセプトを哲学方向に転化したのが冨樫流。

4: 風吹けば名無し
鳥山が描く進化＝戦闘力、冨樫が描く進化＝精神力。

5: 風吹けば名無し
セルは“吸収による完成”、メルエムは“理解による完成”。

6: 風吹けば名無し
見た目の装甲感とかフォルムラインが完全にオマージュやな。

7: 風吹けば名無し
でも性格は真逆。セルは傲慢のまま、メルエムは悟る。

8: 風吹けば名無し
冨樫は鳥山の“進化のデザイン”を“成長の物語”に変えたんや。

9: 風吹けば名無し
最初は冷徹な実験体、最期は愛を知る王。真逆の成長線。

10: 風吹けば名無し
セルが“地球の敵”で終わるのに対して、メルエムは“人間の象徴”で終わる。

11: 風吹けば名無し
「昆虫の王＝冷酷な完全体」から「人間の王＝共感の完成体」へ。

12: 風吹けば名無し
見た目はセル、中身はネテロとコムギで育った人間。

13: 風吹けば名無し
両方“完全体”なのに、悟る方向が違うのが面白い。

14: 風吹けば名無し
冨樫は“フリーザの威圧＋セルの進化”を融合させてる。

15: 風吹けば名無し
鳥山の影響を受けて、それを“感情の文学”に昇華した感じや。

16: 風吹けば名無し
セルの冷静さ、フリーザの残虐さ、メルエムの慈悲——全部系譜やね。

17: 風吹けば名無し
進化の最終段階で“愛”に行き着くの、冨樫の人間観そのもの。

18: 風吹けば名無し
冨樫がもしDB描いてたら、セルもこうなってたかもな。

19: 風吹けば名無し
フリーザが“破壊の完成”、セルが“模倣の完成”、メルエムは“理解の完成”。

20: 風吹けば名無し
DB的な“強さの究極”を倫理的に上書きした感じ。

21: 風吹けば名無し
メルエムの表情がだんだん柔らかくなるの、完全体の逆進化っぽい。

22: 風吹けば名無し
鳥山は神を描かず、冨樫は神を超えた人間を描く。

23: 風吹けば名無し
どっちも“少年漫画の到達点”って意味では兄弟作品。

24: 風吹けば名無し
セルはバトル哲学、メルエムは存在哲学。

25: 風吹けば名無し
冨樫がセルを“愛される怪物”にリメイクした感じ。

26: 風吹けば名無し
コムギとの対話が“悟りのバトル”やもんな。

27: 風吹けば名無し
セルとメルエム、どっちも“完全”の意味を問うキャラや。

28: 風吹けば名無し
メルエムはDBの進化論に“情緒”を足した進化系。

29: 風吹けば名無し
冨樫が言う「個人的に好き」って、たぶん“悪の中の人間味”やと思う。

30: 風吹けば名無し
総じて、“セルが辿り着けなかった完全体”を冨樫が物語にしたのがメルエムや。

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